1) 日本の行方不明者の総数(警察への捜索願いの提出件数)は毎年、 10万人前後プラス・マイナス1万人ですが、当協会への相談内容を検証すると行方不明者の動機に変化が見られます。

2)以前の行方不明者の動機は借金苦、生活苦、結婚問題、夫婦間の問題、不倫問題などが原因と考えられるケースが多く見られました。 これらは、新たな生活を行うための『前向きな行方不明(当協会の分類)』だと考えられます。

3) ここ数年は、長期に渡る不景気による失業・就職難などの理由が増え、所謂、ネットカフェ難民の増加とも関連性も考えられます。

4) 失われた10年とロストジェネレーション世代に無目的な失踪が増えています。
また、この世代の特徴として、相談できる友人や知人が少なく、独身者であり、厭世感が強い者やうつ病を患っている者は「死ぬ場所を探す目的での家出」 を行い、自傷、自殺に至るケースが増えており、自殺者が10年以上にわたり、3万人を超えている現状と合わせて考えると自殺を食い止める為にも、 行方不明者の早期発見が必要です。

なお、20代〜40代の家出人に共通する事項は、1・動機「厭世観・人間関係・社会不適応」2・性格「内向的で非社交的・真面目」3・友人・異性関係「極端に少ない」 4・同居者の有無「親と同居しているケースが多い」5・職業「無職である」「就職はしているが職場での人間関係に悩んでいる」6・結婚の有無「独身である」 などが上げられ、社会に上手く適応できない(適応する意思がない)ひきこもりやニートとの関連性も考えられます。

また、「自分の居場所を社会の中に確保できない」「居場所を確保する気がない」などの理由から、逃避型の家出の果てに、その後、自傷、自殺に繋がる事例も多数見受けられます。

5) 高齢化社会に伴い、認知症高齢者の行方不明者が増えています。認知症の高齢者が行方不明となり、事故などに巻き込まれるケースも増えています。65歳以上の高齢者の行方不明者の傾向としては、認知症などが原因となる徘徊、病気を苦にしての失踪などが多くなっています。
このような、高齢者の行方不明者の大多数も、自傷、自殺に至る事例が多く、わが国の高齢化が進む中で、さらに状況は悪化する可能性が考えらます。

当協会は、行方不明者に関する、これらの諸問題を解決するために様々な活動を行っております。
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