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19のコンプリケーションが組み込まれた、ヴァシュロン・コンスタンタン「レ・キャビノティエ・アストロノミカル・ストライキング・グランド・コンプリケーション ― オード・トゥ・ミュージック」

ヴァシュロン・コンスタンタンより、グランド・コンプリケーションに精通するヴァシュロン・コンスタンタンの技術が新鮮なかたちで披露された「レ・キャビノティエ・アストロノミカル・ストライキング・グランド・コンプリケーション - オード・トゥ・ミュージック」が登場します。

ロレックススーパーコピー 代引き“ラ・ミュージック・デュ・タン”と名付けられた特別なリピーター・ウォッチのコレクションの一つを成すこのユニークピースの特色は、なんといってもミニット・リピーターをベースにして、それに基づいてムーブメント全体が構成されている点です。出発点はまず、超薄型で名高い自社製キャリバー1731 です。天文コンプリケーションを搭載するために設計し直された新しいキャリバー1731 M820 は、19ものコンプリケーションが組み込まれ、その特色は、それぞれ独立した輪列で常用時、太陽時、恒星時を表示し、さらにミニット・リピーターも備わっている点です。この技術的快挙では、超薄型ムーブメントを基本とする考え方が完全に貫かれています。というのも、8mm以下という薄いキャリバーに600個もの部品が組み込まれているからです。

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このユニークピースを時計技術と美的デザインの傑作に仕立てているのは、常用時、太陽時、恒星時を含む多様な時刻表示のみならず、19ものコンプリケーションを組み合わせたミニット・リピーター・ムーブメントです。「レ・キャビノティエ・アストロノミカル・ストライキング・グランド・コンプリケーション - オード・トゥ・ミュージック」は、圧倒的な力で人を魅了し続ける自然の大法則に賛辞を送る時計です。

「レ・キャビノティエ・アストロノミカル・ストライキング・グランド・コンプリケーション - オード・トゥ・ミュージック」は、グランド・コンプリケーションの創作に精通するヴァシュロン・コンスタンタンの高度な時計技術がまたしても新鮮なかたちで披露されています。数々の特別なリピーター・ウォッチを含み、全モデルがユニークピースで構成され、 “ラ・ミュージック・デュ・タン”とポエティックに名付けられたシリーズの一部を成すこの新作の特色は、なんといってもミニット・リピーターのムーブメントをベースにして、それに基づいてムーブメント全体の構造が決定されている点です。

 出発点はまず、極めて薄いムーブメントにミニット・リピーター機構が搭載されている有名なマニュファクチュール・ムーブメント 1731 です。厚さがわずか 3.9mm というこのキャリバー1731 はまた、60時間というかなり長時間のパワーリザーブが備わり、音響の点でも素晴らしいものがあります。特にこの音響に貢献しているいのが、完全に無音のフライング・ストライク・ガバナーの開発です。キャリバ ー1731 は、この時計を特別なユニークピースに仕立てる天文コンプリケーションを収容するために手が加えられました。この時計に搭載された新しいキャリバー1731 M820 は、超薄型という基本ムーブメントの設計理念から逸脱せずに、厚さを辛うじて 7.84mmに抑え、そのスペースに 19 ものコンプリケ ーションが組み込まれています。それだけでも快挙といえますが、とりわけ最も挑戦を強いられたのは、超薄型のミニット・リピーターを維持しつつ、ラニング・イクエーション・オブ・タイムという連続作動均時差表示の追加でした。


パーペチュアルカレンダーと太陽時

 この時計に備わるパーペチュアルカレンダーは、ブルー・オパーリン仕上げのダイヤル上でハーモニーを成しながら表現されています。日付は、視認性を考慮して3時位置のサブダイヤルでサーペント型針が示します。曜日、月、閏年は、12時から2時位置にかけ並ぶ小窓で控えめに示されます。正確な月の満ち欠けと月齢だけでなく、月の満ち欠けと同軸のデイ/ナイトが表示され、パーペチュアルカレンダーを合理的かつリリカルに完成させています。ダイヤルの下方は、指針式の日の出・日の入り表示で占められ、これらの間に昼夜の長さを直線で表す表示も加わります。4時位置の窓には、黄道12宮、四季、至点(夏至・冬至)、分点(春分・秋分)を記したディスクが現れます。

 この時計は、さまざまな機能に先立ち、まずなにより天文時計であり、センターの時針と分針によって通常の時刻表示を行うだけでなく、太陽の特殊な時刻をも表示します。太陽を巡る地球の軌道は円ではなく楕円になっており、さらに軌道面に対して地球の軸が24度傾いていることから、太陽が天頂を通過する時刻は年間を通じて同じではありません。そのため太陽時(真太陽時)と常用時(平均太陽時)の24時間あたりの差は、その年の時間にして―16分から+14分の間を変動します。2つの時刻が一致するのは、12か月で4回しかありません。この時間差は、天文学の専門用語で「イクエーション・オブ・タイム(均時差)」と呼ばれ、均時差の情報は長らくウォッチメーカーたちの心をとらえてきました。このような差異の変動は、ある年から翌年までの期間で厳密に同一という事実があるので、時間差の表示をコントロールする年間カムを通じて機械的なプログラムを作ることは可能です。しかし、ヴァシュロン・コンスタンタンのマスターウォッチメーカーは、ランニング・イクエーション・オブ・タイム(連続作動均時差表示)という、より複雑で希少な方式を選びました。この方式ではセンターの分針で太陽時を直接示します。太陽を模したギザギザのモチーフを配したこの分針のおかげで太陽時と常用時の両方が一目で判読できるのです。ム(連続作動均時差表示)という、より複雑で希少な方式を選びました。この方式ではセンターの分針で太陽時を直接示します。太陽を模したギザギザのモチーフを配したこの分針のおかげで太陽時と常用時の両方が一目で判読できるのです。


恒星時

 ヴァシュロン・コンスタンタンのウォッチメーカーにとって、恒星時の表示なくしては天文時計の名に値しないでしょう。まさにそれが見られる場所は、サファイアクリスタルのディスクを2枚重ねて作った巧妙な天空図が備わる時計の裏面です。天空において基準点となる恒星を定めた場合、これに対して地球が360度完全に一回転するのに要する時間、つまり恒星時ではちょうど23時間56分04秒になります。地球は自転しながら太陽の周りを公転するため、設定した恒星に対して地球が出発点に戻る時間は、通常のカレンダーでの1日よりも約4分短くなるのです。このモデルでは、2枚のうちの下の可動ディスクは、外縁に4方位点とともに恒星時のスケールが配され、このディスクが恒星時に合わせて回転します。

  この下方のディスクにはオフセンターの位置にブルーの楕円が設けられていますが、この天球に見立てた楕円のエリアの中に、上の固定ディスクに描かれている星座が映し出されるようになっています。この機械仕掛けによる天空のショーでは、地球のある地点から見上げた夜空が動きながら移り行く様子が披露されます。この上のディスクにはまた、天の赤道を表すための白い楕円と黄道を表す赤い楕円の線も描かれています。天の赤道は、地軸が約24度傾いていることを計算に入れて地球の赤道面を天球上に投影したものですが、黄道は、地球の公転面を天球座標として太陽の見かけの通り道を示しています。さらに、裏面の濃いブルーダイヤルには、1年の12か月の目盛りも記されていることも見逃せません。

 恒星日と平均日における時間差は、移動する下部ディスクが上部の固定ディスクに対して毎日およそ4分進むことで示され、現在が1年の何月なのかは深夜零時にイエローのポインターが指す位置を見ればわかります。

 直径45mm、厚さ12.54mmのピンクゴールド製ケースは、天空図を修正するコレクターやミニット・リピーターのスライドボタンを上手に配置したデザインに仕上げられ、そこに搭載されたキャリバー1731 M820は、常用時、太陽時、恒星時を同時に示し、さらにはミニット・リピーターさえ備わるという、非常に希少なムーブメントの一つです。

  複雑を極めるメカニズムにふさわしく、この時計に施された仕上げもまた格別です。コート・ド・ジュネーブなどの装飾が用いられたムーブメントは、透明なケースバックから鑑賞でき、その姿は星々の間に浮遊しているかのように見えます。また、ピンバックルを装着したブルーのアリゲーターレザーストラップも、この心を虜にする複雑な時計の気品を引き立てます。


レ・キャビノティエ:ユニークピースの創作

「レ・キャビノティエ」は、ヴァシュロン・コンスタンタンでは、時計のパーソナライズやユニークピースの創作を専らとする部門とされています。この伝統は18世紀にまで遡ります。当時のマスターウォッチメーカーは、ジュネーブの建物の最上階に設けられた光あふれる場所、すなわち「キャビネット」と名付けられた工房で働き、「キャビノティエ」と呼ばれていました。啓蒙主義の新思想に通じ、熟達のアルティザンであった彼らの手の中で、天文学や精密機械工学、芸術などから想を得た比類ない時計が誕生しました。ジュネーブの偉大な時計づくりの伝統を築くことになったこの専門技術は、1755年の創業以来ヴァシュロン・コンスタンタンに脈々と受け継がれてきました。


ヴァシュロン・コンスタンタンとリピーター・ウォッチ

 ヴァシュロン・コンスタンタンにおいて、リピーター・ウォッチに関する最初の記述は1806年に遡ります。それは創業者の孫ジャック-バルテルミーが記したリピーター付きのゴールド製懐中時計で、社のアーカイブの中のまさに最初の製造台帳に記載されていました。以来、ソヌリやリピーター・ウォッチは、ヴァシュロン・コンスタンタンが誇る遺産にとって欠くことのできないものになり、何世紀にも渡り着実にその充実を図ってきました。


アビーロード・スタジオによるソニック・プリント証明

 メゾンのパートナーシップにおいて常に音響や音楽が役割を演じてきました。最近の例では、ビートルズやアデル、オアシスといったアイコニックなアーティストと密接に結びついたアビーロード・スタジオです。ヴァシュロン・コンスタンタンは、このスタジオとこのコラボレーションにより、"One of not Many" をテーマにした広告キャンペーンの一環として「フィフティーシックス」コレクションを発表しました。“ラ・ミュージック・デュ・タン”でもこのパートナーシップが役割を果たします。ヴァシュロン・コンスタンタンは、各モデルの固有の音の録音をアビーロード・スタジオに託したからです。

「アビーロード・スタジオとヴァシュロン・コンスタンタンは、ロレックスコピー極めて近い価値観を有すること以上に密接な関係にあり、コンテンツづくりや専門技術の共有を含むクリエイティブなコラボレーションに共同で取り組んでいます。私たちの時計のソニック・プリント証明書の製作をレコーディングの世界で世界的に認められているエキスパートに託すことは、私たちの協力関係にとって欠かせない活動の一つです」とヴァシュロン・コンスタンタンのCMO、ローラン・ペルヴェスは語ります。

ホワイトゴールドケースの30本限定モデル。A.ランゲ&ゾーネ「ツァイトヴェルク・ミニッツリピーター」

A.ランゲ&ゾーネよりスーパーコピーブランド、ホワイトゴールドケースにディープブルーダイヤルを収めた30本限定の「ツァイトヴェルク・ミニッツリピーター」ホワイトゴールドエディションが登場します。

2015年に発表された「ツァイトヴェルク・ミニッツリピーター」は、瞬転数字式時刻表示と十進式ミニッツリピーターを連係させた世界唯一の時計です。この複雑を極める時計は、組み立てるだけでも数カ月を要し、これまでプラチナモデルのみ製作されていました。

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ツァイトヴェルク・ミニッツリピーターは、伝統的なミニッツリピーターを根底から検討し直して開発した時計です。そのハンマー打ち機構は、15分ごとではなく10分ごとに重複音を打ち鳴らし、音で「デジタル式」に時刻表現をする画期的なものです。

  10時位置にあるリピーター用ボタンを押してハンマー打ち機構を作動させると、ダイヤルに表示されている数字と同じ回数だけチャイムが聞こえます。逆に言えば、聞こえるチャイムの回数をダイヤルに読み取ることができます。7時52分を例に具体的にご説明しましょう。左ハンマーが正時を表す低音を7回打ち鳴らします。そして正10分を知らせる重複音が5回鳴り響いた後、右ハンマーが正分を高音で2 回打ち鳴らします。光沢研磨されたゴングとブラックポリッシュが美しいハンマーは、ダイヤルに慎ましく収まっています。

A. LANGE & SÖHNE(A.ランゲ&ゾーネ) 2020新作 ホワイトゴールドケースの30本限定モデル。A.ランゲ&ゾーネ「ツァイトヴェルク・ミニッツリピーター」
機構の特色

  このハンマー打ち機構を開発するにあたり、ランゲの設計技師たちは、時リングと2枚の分ディスクで時刻を表示する瞬転数字メカニズムの原理を応用しました。瞬転数字メカニズムではその構造により、表示メカニズムと連係するカタツムリ形カムを直接なぞって、正時、正10分、正分のそれぞれの打鐘回数を見分けることができるのです。同時にハンマー打ち機構の信頼性を向上させるために、読取面にゆとりを持たせました。こうして、見える時刻と聞こえる時刻が常に一致するようにしたのです。


スライダーではなくボタンで操作

  ツァイトヴェルク・ミニッツリピーターには、ハンマー打ち機構を作動させるためのユニークなボタンが付いています。ハンマー打ちに必要なエネルギーは香箱から供給されるため、通常のミニッツリピーターのようにハンマー打ち専用のバネを引っ張るスライダーは必要ありません。ケース側面に大きなスリットを開ける必要がないので音質を劣化させる要因が排除され、透き通るような音色を響かせます。ボタンはスライダーと異なり取付け部分を遮蔽することが可能なため、ツァイトヴェルク・ミニッツリピーターは3気圧防水性能を約束します。


美しい調べ

  ランゲの開発技師たちはケース、ハンマー、ゴング、ムーブメントの構造など音質に関連するすべての要素を相互に、細心の注意を払って厳密に調整し、最高水準の音質を創り出しました。大きなホワイトゴールドケースは、力強く暖かみのある音を響かせます。手作業で慎重に調律した二つのゴングは、澄んだ音色で余韻を長く残し、二つの音色が完璧に共鳴します。

A. LANGE & SÖHNE(A.ランゲ&ゾーネ) 2020新作 ホワイトゴールドケースの30本限定モデル。A.ランゲ&ゾーネ「ツァイトヴェルク・ミニッツリピーター」
粋な心配り

  ツァイトヴェルク・ミニッツリピーターは、操作性を最優先して設計された技術の粋を随所に備えています。

 リピーター作動中に時刻表示が進むと複数の機構が干渉し合う恐れがあるため、リピーター機能を有効にしているときは、最長20秒間の打鐘プロセスが終了してから数字ディスクが進む工夫がなされています。こうして時刻表示の切替えのタイミングをずらすことにより、打鐘時刻とダイヤル上の表示時刻が常に一致するのです。打鐘時刻とダイヤル上の表示時刻が常に一致するのです。

 また、同じ理由で、ハンマー打ち機構が作動中はリューズを引き出せないようになっています。リピーター用ボタンを押すと、ハンマー打ち機構を駆動する角穴車から巻上げ輪列が切り離されます。これにより、リピーターが作動するとリューズと巻上げ輪列が一緒に回転するのを防ぎ、ひいてはエネルギーの浪費を回避します。

 さらに、パワーリザーブ残量が12時間を切ると、ハンマー打ち機構が作動しなくなる措置が講じられています。そのため、ハンマー打ち機構は常に表示時刻が示す回数のチャイムを鳴らし終わるまで作動し、打鐘中に時計が突然止まってしまうことはありません。パワーリザーブ表示の目盛りに付いている赤い点が、パワーリザーブ残量12時間を示すマーカーです。

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瞬転数字式表示機構

  瞬転数字式時刻表示を搭載し、デザインの明快さをとことんまで追求したツァイトヴェルク ファミリー。3枚の数字ディスクで構成される時刻表示の大きな数字は、一般のデジタル時計と同じように左から右に時刻を読み取れるように配置されています。当然のように聞こえますが、これは実に複雑な機構なのです。カチッというわずかな音をたてて、肉眼ではほとんど見えない速さで特許技術の瞬転数字式表示機構を1分ごとに進めてゆき、やがて時表示が切り替わる瞬間を迎えると、一挙に3枚の数字ディスクを一段先に進めます。数字ディスクを進めるには、並外れて強力な主ゼンマイが必要です。同じく忘れてはならないのは、加速して回転するディスクの勢いを鎮めて、ムーブメントの損傷を防ぐことです。そのために、数字ディスクが進むたびに過剰なエネルギーを吸収するファンが取り付けられています。

A. LANGE & SÖHNE(A.ランゲ&ゾーネ) 2020新作 ホワイトゴールドケースの30本限定モデル。A.ランゲ&ゾーネ「ツァイトヴェルク・ミニッツリピーター」
動力制御メカニズム

  ツァイトヴェルク ファミリーのモデルにはいずれも、数字ディスクを1分ごとに瞬時に回転させるためのペースメーカーとして特許技術の動力制御メカニズムが香箱とテンプの間に組み込まれていますが、ツァイトヴェルク・ミニッツリピーターも例外ではありません。動力制御メカニズムはさらに、ゼンマイの巻上げ状況と大きなエネルギーを必要とする切替えプロセスに関係なく、パワーリザーブの持続期間を通じて常時テンプに一定の動力を供給し、歩度を安定させるために重要な役割も果たしています。

A. LANGE & SÖHNE(A.ランゲ&ゾーネ) 2020新作 ホワイトゴールドケースの30本限定モデル。A.ランゲ&ゾーネ「ツァイトヴェルク・ミニッツリピーター」
最高水準の工芸技術を駆使した完璧な仕上げ

  細心の注意を払いながら手作業で無数の工程を経て仕上げられた自社製キャリバーL043.5は、771個の部品からなります。受け石93石のうち3石は、ビス留め式ゴールドシャトンで固定されています。すべてのランゲウォッチに入っている銘とも言えるハンドエングレービング入りテンプ受けとの審美的なバランスを考慮して、ガンギ車の受けにも同じ模様のエングレービングを入れています。


2020年エディション

2015年に初披露されたツァイトヴェルク・ミニッツリピーターに、ケース直径44.2ミリのホワイトゴールド エディションが仲間入りします。同じ素材のフォールディングバックルを組み合わせたこのモデルは、製作数30本の限定版です。シルバー無垢をディープブルーにコーティングしたダイヤルには、ロディウム仕上げの洋銀製タイムブリッジが鮮やかに浮かび上がります。ブランドコピーブルーの手縫いのレザーベルトを添え、全体を優美な容貌にまとめています。この製作数30本の限定モデルは、世界各地のA.ランゲ&ゾーネ・ブティック33店舗のみで取り扱われます。

伝統とオリジナルのデザインを融合した「ヒストリーク・コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ 1955」

牛の角を思わせる独特のラグの形状から「コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ」と命名されたモデルは、戦後の活気にあふれる時代の1955年に生まれ、誕生と同時に当時の象徴的なクロノグラフに数えられるようになりました。ごくわずかな数だけ限定生産されたこの「リファレンス6087」は、今日ではヴァシュロン・コンスタンタンの熱心なファンの間で最も探し求められる時計の一つです。ヴァシュロン・コンスタンタンは、ヴィンテージスピリットをテーマに掲げる「ヒストリーク」コレクションに「コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ」を再び加え、伝統とオリジナルのデザインを融合したモデルをステンレススティールで発表します。

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ヴァシュロン・コンスタンタンは、1955年に発表された防水性が備わる初のクロノグラフとして名高い「コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ」のスティール製モデルを作り、「ヒストリーク」コレクションに加えました。牛の角を思わせる特徴的なラグによってただちに見分けがつくこのモデルは、今や収集家の間で最も探し求められる時計の一つに数えられています。今回新たに発表されたのは、オリジナル・モデルのデザインを忠実に再現しながら、最新の時計製造のスタンダードに沿って作られたリモデルです。30m防水のケースは、直径が38.5mmに拡大され、今回搭載される手巻きクロノグラフ・ムーブメントのキャリバー1142は、振動数が毎時2万1600回で、48時間のパワーリザーブが備わります。

このムーブメントは、時、分、スモールセコンドによる秒の時刻表示機能と、センターセコンドおよび30分積算計から成るクロノグラフ機能を動かします。また、ベルベット仕上げのグレーオパーリンダイヤル上にはスネイル模様に装飾された2インダイヤルが配され、白にハイライトされた60秒の目盛が記されています。ダークブラウンのパティーヌ仕上げが施されたカーフレザーストラップの製作は、伝統的なイタリア・ミラノのレザーグッズのメゾン、セラピアンに委ねられました。1928年に創業されたこのセラピアン社とヴァシュロン・コンスタンタンとコラボレーションが行われたのは初めてです。


特別なコレクション

ヴァシュロン・コンスタンタンは、2006年に「ヒストリーク」コレクションを創設して、自社の貴重な歴史遺産に具体的なリアリティを付与したいと考えました。メゾンの発展に足跡を残す代表作に敬意を表したこのコレクションは、象徴的なモデルを現代の時計として再現することにより、マニュファクチュールに受け継がれる豊かな技術遺産や美的遺産に光を当てています。なによりヴィンテージスピリットが横溢するモデルを探し求める通の愛好家向けに作られる「ヒストリーク」の時計は、その趣旨からして特別な存在にほかなりません。これまでも、「アメリカン1921」や「エクストラフラット1955」のように、さまざまなモデルが新たに息を吹き返しました。


個性的なクラシシズム

1955年に発表された「リファレンス6087」は、伝説の時計の一つです。ヴァシュロン・コンスタンタン初の防水性が備わるクロノグラフで、ごく少数が限定生産されたことから、最近では収集家の間で最も探し求められる時計になっています。手巻きムーブメントのキャリバー492を搭載するこのモデルでは、厳格な時計技術と、牛の角を想起させるラグに象徴される独創的で大胆なデザインとの融合という、一風変わった演出が施されていました。クロノグラフは、2個のプッシュピース、30分積算計とスモールセコンドの2インダイヤルを配した伝統的な構造ながら、これに通常とは異なる奇抜なデザインが一体になり、そこにはヴァシュロン・コンスタンタンが長い歴史を通じて常に培ってきた「個性的なクラシシズム」に基づくオリジナルのスタイルが鮮やかに表現されています。

前例のないコラボレーション

2015年にプラチナで、2016年に18Kピンクゴールドで初めて発表された2つのモデルに続く今回の「ヒストリーク・コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ1955」は、当時のヴィンテージ感を強調するためにステンレススティール・バージョンへと戻しました。30m防水のケースは、オリジナルの直径35mmからより現代的な38.5mmへと拡大されていますが、もちろん“カウ・ホーン(牛の角)”を連想させる特徴的なラグが備わり、ケースにストラップを固定します。このストラップの製作は、イタリア・ミラノの高級レザーグッズのメゾンセラピアンに委ねられました。1928年に創業されたセラピアンは、ヴァシュロン・コンスタンタンが大切にする卓越性という価値を共有するメゾンです。ダークブラウンのカーフレザーストラップは、このモデルのレトロなルックスに合わせてパティーヌ加工が施されています。さらにセラピアンは、ミラノの著名なレザーグッズメーカーと時計メーカーとの初のコラボレーションのシグネチャーとして、ストラップの2番目のループをバッグのハンドルに用いられる“アタッコ(連結パーツ)”の形に仕上げました。

VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン・コンスタンタン) 2019新作 伝統とオリジナルのデザインを融合した「ヒストリーク・コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ 1955」
クロノグラフ・キャリバー 1142

「ヒストリーク・コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ1955」に搭載されているムーブメントは、手巻きのクロノグラフ・キャリバー1142で、48時間のパワーリザーブが備わります。時計製造の偉大な伝統に則り、微小な単位で時間を計測するクロノグラフの機能は、コラムホイールで制御され、そのスクリューヘッドは、ヴァシュロン・コンスタンタンのシンボルマークのマルタ十字の形にデザインされています。部品はすべて面取りと手作業による装飾が施され、ムーブメントの裏面はダイヤルのサーキュラーグレインと対照的にコート・ド・ジュネーブ模様で仕上げられています。部品数164個、毎時2万1600振動(3Hz)のこのキャリバー1142は、10角形のベゼルで固定された透明なサファイアクリスタルのシースルーケースバックを通して鑑賞することができます。このモデルの機能は、センターのクロノグラフ秒針と30分積算計による計測のみならず、時、分、スモールセコンドによる秒の時刻表示も含まれます。一定の距離を通過する平均時速の計測に利用できるタキメータースケールは1000mベースの目盛りがダイヤル外周に記され、一定の距離を通過する平均時速の計測に役立ち、ブルースティールのクロノグラフ秒針が完璧な視認性をもたらします。ベルベット仕上げのグレーオパーリンダイヤルは、ホワイトのミニッツサークルがダークレッド数字で区切られ、2つのインダイヤルはスネイル模様で装飾されています。さらにダイヤルにアプライドのゴールド製ローマ数字とアワーマーカーが配されています。

VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン・コンスタンタン) 2019新作 伝統とオリジナルのデザインを融合した「ヒストリーク・コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ 1955」
ヒストリーク・コルヌ・ドゥ・ヴァッシュ 1955
Ref.:5000H/000A-B582
ケース径:38.5mm
ケース厚:10.9mm
ケース素材:ステンレススティール
ストラップ:ダークブラウンのカーフレザー、セラピアン製パティーヌ仕上げ、カーフレザーのライナー、同色のステッチ、ステンレススティール製クラスプ、ポリッシュ仕上げの半マルタ十字
防水性:3気圧(約30m)
ムーブメント:手巻き、Cal.1142(ヴァシュロン・コンスタンタン自社開発製造)、約48時間パワーリザーブ、毎時21,600振動(3Hz)、21石、ジュネーブ・シール取得
仕様:時・分・スモールセコンドによる秒(9時位置)表示、コラムホイール・クロノグラフ(30分積算計)、サファイアクリスタルのシースルーケースバック、グレーのベルベット仕上げオパーリンダイアル(中央部)、スネイル仕上げのインダイヤル
予価:4,200,000円(税抜)
発売予定:2019年10月

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ベル&ロス 新作コレクション「BR05」

過酷な環境下で活動するプロフェッショナルに向けたスクエア時計、「BR03」。このモデルに象徴されるアビエーション・ウォッチにおけるトップ・ブランドBell & Rossの新たなコレクション「BR05」が公開されます。ブランドの理念である「視認性」、「機能性」、「信頼性」、そして「高精度」。この言葉に忠実に従ったニューモデルは、都市に相応しい毅然とした外観と使用感を特徴としています。ケースにあしらわれたラインは、

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Bell & Rossのアイデンティティの一部でもある幾何学図形の「丸」と「四角」を組み合わせたもの。BR05の構造は、「四角」に連想される厳しさを凌駕し、さらに「丸(円)」から受ける完成度の高さを超えて、独自の個性を定義します。自信に満ちたスタイルは、都会のエネルギー、リズム、豊かさを引きたて、BR05は、都市を探索する者たちに向けた時を刻む計器なのです。


一体化されたデザイン

 BR05はケースが一体化された時計です。ブレスレットとケースがつながっているような、一体感のあるフォルムを成しています。Bell & Ross共同創設者兼クリエイティブ・ディレクターのブルーノ・ベラミッシュのコメント:「ケースとブレスレットの一体化は我々のビジュアル・アイデンティティに一致するだけでなく、時計自体に新たな側面をもたらします。最初のリンクはケースの一部を形成しています。この種のデザインは70年代まで遡ることができますが、ひとたびBell & Rossの手にかかれば、印象的で現代的な幾何学的図形に命が吹き込まれるのです」


新しい視点

 BR05では、その上質な仕上げが目を引きます。四角いケースの直径は40mmで、完璧にフラットな表面にはサテン仕上げが施されています。ポリッシュに仕上げられたエッジ部分は、ケースデザインのボリュームを強調します。サテン仕上げとポリッシュ加工が交互に配される表面のデザインは、驚くほど柔軟性のあるステンレススティール製ブレスレットにも見られます。アーチ部分の曲線は特に慎重にデザインされ、すべてのコンポーネントは完璧に配列され、あらゆる手首になめらかにフィットします。

 新しいコレクションには、スタイリッシュなリブ付きラバー・ストラップも用意されています。BR05の文字盤は繊細な輝きをはなつサンレイ仕上げとなっており、抜群に読み取りやすくなっています。また、シルバーグレー、マリンブルー、ディープブラックの文字盤をラインナップ。

 BR05コレクションは、BR-CAL.321のメカニズムを採用。オープンワークを施した360度回転する振り子式ローターを採用しています。


強靭な宝石

 一体化されたデザインを持ち、堅牢で快適、繊細な仕上げが施されたBR05は、アクティブで都会的なライフスタイルに最適です。個性豊かなこの時計は、強さと優雅さを醸し出し、Bell & Rossが贈る彫刻のように魅惑的で、最も新しいマスキュリンでパワフルな宝石です。モダンなライフスタイルの課題に毅然と立ち向かう現代人にとって、また時間や自らの運命をコントロールしたいと願う人にとって、理想的なツールなのです。

BR 05 BLACK STEEL
Ref:BR05A-BL-ST/SST(ブレスレット)、BR05A-BL-ST/SRB(ラバー)
ケース径:40mm
ケース素材:ステンレススティール(サテン/ポリッシュ仕上げ)
防水性:100m
ストラップ:ステンレススティール製ブレスレット(サテン/ポリッシュ仕上げ)、またはブラックラバー、フォールディングバックル
ムーブメント:自動巻き、キャリバー BR-CAL.321
仕様:時、分、秒、日付、サンレイ仕上げのブラックダイアル、スーパールミノバ®をコーティングしたアプライドの数字とインデックス

BELL & ROSS(ベル&ロス) ベル&ロス 新作コレクション「BR05」
BR 05 GREY STEEL
Ref:BR05A-GR-ST/SST(ブレスレット)、BR05A-GR-ST/SRB(ラバー)
ケース径:40mm
ケース素材:ステンレススティール(サテン/ポリッシュ仕上げ)
防水性:100m
ストラップ:ステンレススティール製ブレスレット(サテン/ポリッシュ仕上げ)、またはブラックラバー、フォールディングバックル
ムーブメント:自動巻き、キャリバー BR-CAL.321
仕様:時、分、秒、日付、サンレイ仕上げのグレーダイアル、スーパールミノバ®をコーティングしたアプライドの数字とインデックス

BELL & ROSS(ベル&ロス) ベル&ロス 新作コレクション「BR05」
BR 05 BLUE STEEL
Ref:BR05A-BLU-ST/SST(ブレスレット)、BR05A-BLU-ST/SRB(ラバー)
ケース径:40mm
ケース素材:ステンレススティール(サテン/ポリッシュ仕上げ)
防水性:100m
ストラップ:ステンレススティール製ブレスレット(サテン/ポリッシュ仕上げ)、またはブルーラバー、フォールディングバックル
ムーブメント:自動巻き、キャリバー BR-CAL.321
仕様:時、分、秒、日付、サンレイ仕上げのブルーダイアル、スーパールミノバ®をコーティングしたアプライドの数字とインデックス

BELL & ROSS(ベル&ロス) ベル&ロス 新作コレクション「BR05」
BR 05 GOLD
Ref:BR05A-BL-PG/SPG(ブレスレット)、BR05A-BL-PG/SRB(ラバー)
ケース径:40mm
ケース素材:18Kピンクゴールド(サテン/ポリッシュ仕上げ)
防水性:100m
ストラップ:18Kピンクゴールド製ブレスレット(サテン/ポリッシュ仕上げ)、またはブラックラバー、フォールディングバックル
ムーブメント:自動巻き、キャリバー BR-CAL.321
仕様:時、分、秒、日付、サンレイ仕上げのブラックダイアル、スーパールミノバ®をコーティングしたアプライドの数字とインデックス


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5年振りに家族に笑顔が戻りました。

当協会に相談してから3ヶ月後、5年前に家出した長男との再会が実現したお母様より、当協会にお礼のお手紙を頂きました。5年という長い間のお母様のお気持ちや、家出した長男の思いが綴られています。

5年振りに家族に笑顔が戻りました。

行方不明者の家族へのインタビュー ~残された家族の不条理~

2003年10月6日、兵庫県尼崎市から行方不明になり7年間その所在、生死、失踪の­動機さえわからない「高見 到」さんのお父様へのインタビュー2011/01/08

失踪という「問題」の在り処について――「失踪者」の家族の視点から――(第二回)

京都大学 人間・環境研究科」に在籍する中森 弘樹氏の論文「失踪という「問題」の在り処について――「失踪者」の家族の視点から――」第二回目。

http://mps.or.jp/pdf/201005.bk.pdf

行方不明者問題について 

平成22年4月13日

フランス人ジャーナリストのレナ・モージェさん、カメラマンのステファン・ルメルさん、ベトナム在住のジャーナリストで今回、コーディネーター兼通訳を担当して頂いた森淳さんからの取材訪問を受けました。

今回の訪問の目的は、日本での行方不明者の動機や原因および捜索活動などを取材し「日本の文化や日本社会の現状などを知りたい」とのことでした。

当協会からは事務局の古内と林崎が応対に当たり、約3時間の対談が行われました。

当協会からは主に当協会の活動とその趣旨および日本の行方不明者数、行方不明者の最近の傾向、具体的なケースなどについて話しました。

以下は主な内容です。

・当協会の活動趣旨
1)当協会は行方不明者の問題を各家庭、各個人の問題ではなく社会問題の一つとして考えている。

2)行方不明者に関しては、特に以下の行方不明者の早期発見とその後のケアが必要であり、社会を構成する行政、地域、企業、住民が協力体制を構築することが必要と考えている。
 
①「高齢化社会に伴い増加している認知症高齢者の行方不明」
②「うつ病患者の行方不明者」
③「自殺場所を探すための行方不明者」
④「未成年者の行方不明者」

3)残された家族に関しては、生死が判然としない行方不明者を抱える家族の不条理感を軽減させるための様々な支援(専門家によるカウンセリング・行政への手続方法の助言、法律問題への助言など)

4)行方不明者問題が社会問題であるならば、行方不明者捜索に関わるコストを社会が負担出来るようなシステムの構築。


・日本の行方不明者総数と最近の傾向
1)日本の行方不明者の総数(警察への捜索願いの提出件数)は 毎年、10万人前後プラス・マイナス2万人程度の数であるが、当協会への相談内容を検証すると行方不明者の動機に変化が見られる。

2)以前の行方不明者の動機は借金苦、生活苦、結婚問題、夫婦間の問題、不倫問題などが原因と考えられるケースは多かった。
これは、新たな生活を行うための『前向きな行方不明(当協会の分類)』である。

3) ここ数年は、長期に渡る不景気による失業・就職難などの理由 が増え、所謂ネットカフェ難民の増加とも関連性が考えられる。

4) 失われた10年とロストジェネレーション世代に無目的な失踪が増えている。また、この世代の特徴として、相談できる友人や知人が少なく、独身者であり、厭世感が強い者やうつ病を患っている者は「死ぬ場所を探す目的での家出」を行い、自傷、自殺に至るケースが増えている。
日本では、自殺者が10年以上にわたり、3万人を超えている。
自殺を食い止める為にも、行方不明者の早期発見が必要である。

5) 高齢化社会に伴い、認知症高齢者の行方不明者が増えている。


・具体的なケース
1)発見・保護されたケース(3例)
2)遺体で見つかったケース(2例)
3)未発見のケース(2例)


・次に、レナさんから頂いたフランスでの行方不明者問題に関するお話の概要は以下のとおりです。

1)フランスの行方不明者の総数は年間で1,000人程であり、特徴としては成人の家出は少なく、未成年者の行方不明が多い。

2)未成年者などの行方不明者は犯罪に巻き込まれているケースが多く、特にレイプ、性犯罪などに巻き込まれているケースが多い。

3) 大人の家出では、夜逃げの様な逃亡のケース(新たな生活を行うための『前向きな行方不明』)は少ない。

4) 捜索の手段としてTVなどのメディアを利用しての情報公開も盛んであり、多くの事案が解決している。

5)民間の団体が捜索支援を行うケースも多い。その場合には、各行方不明者毎に捜索支援団体が立ち上げるケースもある。

*これは、家族の家出や自殺に「後ろめたい感情を抱かない」や恥の感情を抱かない」文化的土壌の違いもあると思われる。

*また、情報を公開することは、行方不明者の家族同士が精神的なケアの為に交流を行う際も有効である。

*行方不明者を持つ家族も、自殺者の家族、犯罪被害の家族と同様に大きなストレスを受けるため、精神的なケアは必要である。

6)フランスはEU加盟国であり、スペイン、イタリアなどの他の国と国境を接しているが、行方不明者が国境を跨いで、他の国に行く事例は少ないと思う。殆どが国内で解決していると思う。

7)自殺者は増えており、自殺者の家族と同様に行方不明者の家族も自責の念を抱えている。


上記のとおり、主な日本側とフランス側の行方不明者問題に関する相違は、①「行方不明者の総数と動機」②「行方不明者に関する情報公開」だと考えられる。

①に関しては、フランスの統計を入手し、再度、検証する必要があるが、総数と動機の差異を様々な角度から検証する必要があるだろう。

②に関してはフランスの行方不明者が犯罪に巻き込まれているケースが多いとの話から、事件として行方不明者に関する情報が公開されているとも考えられ、その点は日本の行方不明者問題と違いがあるとも考えられる。

しかし、現在の日本で増えている「高齢化社会に伴い増加している認知症高齢者の行方不明」、「うつ病患者の行方不明者」、「自殺場所を探すための行方不明者」、「未成年者の行方不明者」に関する情報を公開し、早期発見のシステム構築は、日本の社会問題である高齢化、自殺者の増加に対処するために必要なことであると考えられる。


*当協会では、「高齢化社会に伴い増加している認知症高齢者の行方不明」、「うつ病患者の行方不明者」、「自殺場所を探すための行方不明者」、「未成年者の行方不明者」の早期発見のために、行方不明者の移動手段である電車、バス、タクシー会社と協力を行っております。

現在、ご協力頂いている会社様は、次のとおりです。

★東武グループ日光交通株式会社様 
★東武鉄道 日光駅様

電車、バス、タクシー会社様のご協力をお待ちしております。

事務局長 古内

行方不明者家族の悲痛な訴えを聞いてくれる機関の設置を求める。

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高見 到 03年10月6日 より不明                      
                                                       

父、高見 明


私の長男は、大阪府商工労働部に行政職としてデザイン研究センターに勤務していた。平成15年10月6日(月)無届で欠勤、その後一切の連絡又消息が無く今日に至っている。

その間、6年間種々手を尽くして原因及び所在の捜査を行ったが原因についてはある程度わかったが所在についてはまったく不明であり、(既に死亡も考えられる)行方不明当日から既に6年が経過、その間の経済的な負担は大きく(弁護士費用も含む)44歳までの長男の資産整理、マンションのローン、各種保険の継続等、かなりの損失である。

さらに加えて親として長男の死亡は考えられず生存を前提として日々、心の負担に耐え日夜忘れることなく常に心の中に鉛の塊を抱えたままの生活は、筆舌に尽くしがたくまさに地獄の生活である。
長男を知る職場の同僚、先輩、友人、仕事関係の人々は口を揃えて「彼は真面目で優秀である」と云う。私は長男に何か悪いところがあったのではないか…とすべての人々に問うても悪い返事は返ってこない。私としては(息子に)悪い事実があれば、又死亡の事実が判明すれば諦めがつき少しは穏やかに過ごせるものを…と思っています。

現在、行方不明者は年間8万~10万人云われている。その原因はそれぞれ違っているが残された身内、関係者の精神的負担は他人には想像がつかない苦痛を味わっている。

今、社会ではいろいろな社会的不条理に苦しんでいる方々の集まり、全国的な団体活動等があり公的な機関を動かしてその不条理の是正が行われている。行方不明および自殺等に対しての国(行政、警察、検察)の機関も真剣に取り組んでほしい。

行方不明者家族の悲痛な訴えを聞いてくれる機関の設置を求める。

息子に関する情報をお待ちしております。

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