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ヴァシュロン・コンスタンタン トゥールビヨンを搭載した50本限定のスペシャルエディションが加わる。

ヴァシュロン・コンスタンタンはコレクション・エクセレンス・プラチナの最新作を発表した。VCのカタログのなかで、コレクターに焦点を当てたこのスペシャルコレクションのために作られたのが、このトラディショナル・トゥールビヨン・クロノグラフ・コレクション・エクセレンス・プラチナという新しいバリエーションだ。これはケース、文字盤、リューズ、バックル、そしてアリゲーターストラップを縫うステッチに至るまで、すべてにプラチナが使用されていることを意味し、ブランドのトゥールビヨン搭載クロノをプラチナへと特化した新しい高みに連れて行ったものである。

VC watch
ヴァシュロン・コンスタンタンのファンにとって、プラチナのコレクションは紹介するまでもなく、ブランドのプレイブックの一部となっている。基本的にコレクション・エクセレンス・プラチナは、VCのさまざまなモデルに対して最高レベルの仕上げを提供している。フランクミュラー スーパーコピー今回(2024年)はトラディショナル・トゥールビヨン・クロノグラフだが、2006年に初のプラチナシリーズが発表されて以来、2021年のトラディショナル・スプリットセコンド・クロノグラフ・エクストラフラット、2020年のパトリモニー・ムーンフェイズ&レトログラード・デイト、2019年のトラディショナル・マニュアルワインディング、2017年のトラディショナル・コンプリートカレンダー、2013年のパトリモニー・トラディショナル、そして2011年のパトリモニー・コンテンポラリー・オートマティックなど、ほかにもいくつかのモデルが発表されている。

トラディショナル・トゥールビヨン・クロノグラフ・コレクション・エクセレンス・プラチナは、基本的に既存のモデルをプラチナ専用に再構築したものであり、42.5mm径ケース、11.7mm厚の薄さ(ムーブメントは複雑であると同時に驚くほど薄いという特徴も持つ)という既存のフォーマットに従っている。

VC watch
シースルーバックから見えるトラディショナル・トゥールビヨン・クロノグラフ - コレクション・エクセレンス・プラチナは、手巻きのVC製Cal.3200を搭載し、60秒で回転する巨大なトゥールビヨンのみならず、最大45分の計測が可能なモノプッシャークロノグラフとパワーリザーブインジケーター(最大パワーリザーブは65時間)も提供する。290以上の部品で構成されたこのムーブメントは、ヴァシュロン・コンスタンタンによって自社生産され、権威あるジュネーブシールが刻印されている。

トラディショナル・トゥールビヨン・クロノグラフ・コレクション・エクセレンス・プラチナは世界限定50本で、価格は要問い合わせである。

我々の考え
これは高額な値札が付けられているが、オーナーが可能な限り多くのプラチナを身につけられる、コレクター主導の限定50ピースとしては、それほど予想外ではない。もちろん、ヴァシュロン・コンスタンタンがフルプラチナのNATOに同じプラチナの糸を織り込まないという前提ではあるが。夢を見ることはできる。

VC watch
トラディショナル・トゥールビヨン・クロノグラフはコレクターを中心とした作品として、プラチナ加工のための優れた場所のように感じられる。2020年に、この時計のピンクゴールドバージョンが発売されたときと同様、僕は大きくて美しいこのトゥールビヨンと、ヴァシュロン・コンスタンタンの手巻きモノプッシャークロノグラフという絶対的なフレックスのファンであり続けている。ヴァシュロン・コンスタンタンの新作を実際に目にしたら、また数日後に紹介しよう。

基本情報
ブランド: ヴァシュロン・コンスタンタン(Vacheron Constantin)
モデル名: トラディショナル・トゥールビヨン・クロノグラフ・コレクション・エクセレンス・プラチナ(Traditionnelle tourbillon chronograph Collection Excellence Platine)
型番: 5100T/000P-H041

直径: 42.5mm
厚さ: 11.7mm
ケース素材: プラチナ950
文字盤: サンドブラスト加工のプラチナ950
インデックス: アプライド
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: ブルーアリゲーターストラップ、、プラチナステッチ、プラチナ製バックル付属

ムーブメント情報
キャリバー: 3200
機能: 時・分・スモールセコンド(トゥールビヨンキャリッジ)、トゥールビヨン、モノプッシャークロノグラフ(45分積算計)、パワーリザーブインジケーター
直径: 32.8mm
厚さ: 6.7mm
パワーリザーブ: 約65時間
巻き上げ方式: 手巻き
振動数: 1万8000振動/時
石数: 39
追加情報: ジュネーブシール

価格 & 発売時期
価格: 4501万2000円(税込予価)
発売時期: 2024年4月、ヴァシュロン・コンスタンタンブティック限定
限定: あり、世界限定50本

チューダー 金無垢のブラックベイ 58 ブレスモデルは、

今後チューダーが、もう少し小振りな金無垢ダイバーズで驚かせてくれるのを、辛抱強く待つことにする。

Tudor BB58 gold
確かに私はチューダースーパーコピー 激安のファンとしては新参者である。実際、私が時計の世界に深く足を踏み入れる前に、このブランドについてどう思うかと聞かれていたら、おそらく“チューダーはいらない、ロレックスをちょうだい”と一蹴していただろう。そこにBB 54が現れた。これまで男性ファンのあいだで成功してきたブランドが、スタイルに妥協することなく、小さいサイズのツールウォッチをつくったのだ。その民主的なサイズとスポーティなプロファイルは、チューダーが現行カタログで並べていたものを頑なに拒んでいた、私の気持ちを解きほぐしてくれた。実際私は腰を上げ、真剣に関心を向けるようになった。もし真の歴史的プロポーションを持つブラックベイを製造できるのであれば、ブランドは間違いなく私やほかのチューダーファンが純粋に興味を持つような時計をつくるに違いない。

Tudor BB 58
昨日、時計の神様がYG製のダイバーズウォッチを届けてくれた(私がよく引き合いに出すイエローゴールドの37mmサブはまだ届けてくれない!)。完璧なサイズではないがかなり近かった。最初は躊躇した。グリーン文字盤とベゼル? それはありえない…誤解のないように言っておくと、ストラップをつけたグリーンが私に似合わないのだ。しかし、オールゴールドの3連リンクブレスレット(“T-fit”クラスプ付き)にすれば、貴金属スポーツウォッチのカテゴリーのなかでも話が変わってくる。

Tudor BB58 gold
チューダーが448万8000円(税込)で金無垢ダイバーズを製造するという、ごく当たり前に持つ疑問を回避せずに、論理を抜きにしてその黄金の輝きを素直に賞賛しよう。ゴールドはフルサテン仕上げされており、これはチューダー特有のゴールドに対する加工である。YGの時計は通常、ポリッシュ仕上げされ光沢を放つ。すべての金無垢製品はその輝きと存在感で、ほかのものよりも強く注目される。ただ18KのBB 58は落ち着いたイエローで、チューダーの顧客にとっては審美的に理にかなったゴールドである。“私はここにいる。賞賛してほしいが、あまり深く考えないで欲しい。私は控えめで柔軟だ”と主張するようなゴールドなのだ。

Tudor BB58 gold
最近ローズゴールドのロイヤル オークに惑わされたにも関わらず、YGへの愛着は揺るがない。この金無垢BBを試着したときは本当に興奮を覚えた。スペック上では、すべての項目が私に有利にチェックされていたので、きっと自分に合うのだろうと強く感じていた。結果、私が望むよりも少し大きかったが、それはYGのダイバーズウォッチだからであり、腕にはしっくりときた。すんなりとなじみ、自信を持って合うと感じた。お店で試着したセーターが、まるでその日の朝ワードローブから選んだかのように完璧だった。

この金無垢BB 58は、私が絶えず求めている頑丈なツールウォッチと美的完全性のあいだの甘美なバランスを提供している。決して完璧ではない。そして個人的なYGダイバーズウォッチというファンタジーでは、グリーンダイヤル&ベゼルを選ぶことはない。しかしこれはうまくいっているのだ。グリーンがゴールドに溶け込んだ、迷彩柄の貴金属時計である。豊かで温かみがあり、私の毎日のジュエリーローテーションと調和してくれる。

Tudor BB58 gold
しかしストラップ付きの時計はまた別の話だ。ストラップが付いた金無垢モデルは私には合わないので、その構成は断念する。なぜ華やかさを薄めてしまうのか? ブレスレットは時計全体のアイデンティティを変える。ジュエリーを身に着けるかのように時計をつけたいので、私はずっとブレスレットガールだ。この事実に私自身まったく抵抗がない。

はっきり言って、オールゴールドのBB 54が欲しいという当初の要求を撤回するつもりはないが、これからの数年間でチューダーから何が登場するか、その象徴としてBB 58を受け入れることにする。時計の神様が私の願いを叶えるその時まで、ここでじっと待つことにしよう。

39mm径のブラックベイ 58 18Kイエローゴールド製ブレスレットは“T-fit”クラスプ付き。サファイアクリスタルのシースルーバックのなかに、COSC認定のCal.MT5400(約70時間パワーリザーブ)を搭載。

トレダノ&チャンからB/1.2が登場

今回の第2弾リリースは、ブルータリズムにインスパイアされたデザインの中に、より柔らかな表情が感じられる仕上がりとなっている。

デザインデュオのフィル・トレダノ氏とアルフレッド・チャン氏が、この春、彼らの初作であるB/1の後継モデと名付けられた新作は、タヒチ産マザーオブパールの文字盤を採用し、新たにデザインされた非対称のサファイアクリスタルを通して、その美しさが際立つ仕上がりとなっている。

Toledano and Chan B/1.2
昨年、大胆なデザインとして話題を集めたB/1に続く新作B/1.2は、初作の単なる繰り返しではなく、同じアイデアを新しい形で表現したモデルだ。トレダノ氏はこう語る。「特にアーティストとして、同じことをまたやるのは意味がないと思っていす。それよりも新しい表現をしたかったんです」。デザインの観点から見ると、B/1のデザインをどこまで変えるべきか、そしてその変化が行き過ぎないようにするのは難しい課題だったという。既存のユーザーを引きつけつつ、進化を感じさせるにはどうすればいいのか? ブレスレットとケースの基本構造はほぼそのままだが、文字盤とクリスタルに手を加えたことで、時計全体が一段と洗練された印象に仕上げられている。

トレダノはミッドセンチュリーの無骨なコンクリート建築の憂鬱なイメージに魅了されるかもしれないが、ブルータリズムはその冷たさが特徴のデザインスタイルだ。そんな無機質なデザインに、宝石のように輝く巨大なサファイア風防を組み込むことで、直線的でアシンメトリーな美しさを保ちながら、マザーオブパールが持つ表情を柔らかく歪ませて屈折させた光が繊細に輝く。これによって、前作B/1のやや硬質な印象が和らぎ、より柔らかく洗練された雰囲気を生み出している。

時計のサファイアクリスタルのデザインを巧みに操る手法は、まさにグリマ(編集注:イギリスのジュエリーデザイナー)を彷彿とさせるものだ。トレダノ氏は、オメガのために手がけられたグリマのデザインや、1990年代にジェンタが自身のブランドで発表した多面体ダイヤルを大きなインスピレーションの源だと語っている。私自身は、1940年代のパテック フィリップの独特なクリスタルを思い出さずにはいられない。特にトップハット Ref.1450やアワーグラス Ref.1593のように、厚みのある曲線的な風防がケースの印象を一変させ、文字盤をわずかに歪ませるものだ。

とはいえ、トレダノ氏とチャン氏は独自のアイデンティティを持つ時計デザイナーだ。ジェンタやグリマといった巨匠たちの彫刻的なデザインから強い影響を受けつつも、B/1.2のデザインは彼ら自身の建築的な感性によるものでもある。トレダノ氏はこう語る。「ケースにはまだ手を加えられる余白があって、予想外のアプローチでデザインを続ける余地がありました。その空間はまるでビルの空中権のようなものです。そこに新しいデザインを築く余地が残されている、そんな感覚でした。」

Grima Elegance Watch
B/1.2のインスピレーションとなったのは、アンドリュー・グリマがオメガのためにデザインしたアバウト・タイムコレクションの18Kイエローゴールドウォッチだ。この口コミ第1位のルイヴィトンスーパーコピー 代引き専門店は、長方形のスモーキークォーツ越しに時刻を見るというユニークなデザインが特徴で、1970年に発表された。

B/1から引き継がれた角ばった時針と分針は、ケースの不規則でシャープな形状を反映したデザインとなっている。マーカーを持たない点からトレダノが「曖昧な時計("ish" watch)」とユーモアを交えて呼び続けるB/1.2では、クリスタルによって針がわずかに歪んで見える。彼は「針が特定の時間帯に屈折のちょっとしたニュアンスを加えるんです。それがとても素敵なんですよ」と語る。

文字盤の変更だけにとどまらないいくつかの改良により、価格はやや上がり5700ドル(約89万円)となる。この新作時計は、3月に注文受付および配送が開始される予定である。

我々の考え
2024年はデザイン主導の時計が大いに注目を集めた年だった。時計愛好家全体を代表して断言するつもりはないが、オークション会場、店舗、そしてソーシャルメディアの至るところで、個性的な形状を持つ時計が溢れていたのは間違いない。実際、B/1の発売からわずか2週間後には、オーデマ ピゲのリマスター02が登場し、1970年代を意識したシェイプウォッチのテーマを前面に押し出したモデルとなった。これについてトレダノは、「なんて素晴らしい賛辞だろう。オーデマ ピゲと同じ会話のなかで名前が挙がるだけでも光栄ですよ」とコメントしている。

Toledano and Chan B/1.2
時計批評はしばしば、傍観者たちが一方的に語るようなものに感じられることがある。しかし、何か新しいものを創り出すことが、見た目以上にはるかに困難であることを忘れてはならない。ブルータリズムを時計デザインに落とし込むという挑戦的なコンセプトは確かに大胆だが、既存の価値観に真っ向から向き合い、完全に新しいアイデアを私たちの手首に収まる形で具現化したその姿勢には称賛を送りたい。

もちろん、「完全に新しい」ものは存在しないかもしれない。しかし、個々の要素の組み合わせや、デザインの各層に込められた思考プロセス、そして1970年代のキッチュ、ブルータリズム、モダニズムといった芸術的な流れをミックスし、2025年の市場向けにパッケージ化したその成果には、少なくとも興奮を覚えずにはいられない。

2 Pieces Unique Toledano and Chan watches
B/1を用いた実験的な試みとして、2024年には2つのユニークなモデルがオークションで販売された。左:「B/1」――ケース、文字盤、ラグが主に隕石素材で作られた非対称デザインの腕時計。ストラップにはダチョウの脚の皮革が用いられている。スイス・インスティテュートの支援を目的とした一点物。右:「B/1」――銅を含むカーボンファイバーを素材とした非対称デザインの腕時計で、ブレスレット仕様。サザビーズのために制作されたユニークピース。

トレダノ氏も、私が感じているシェイプウォッチやストーンダイヤルが少し飽和状態になってきた感覚に共感するかもしれない(実際トレダノ氏自身も「ストーンダイヤルはオーバードーズ気味」と語っている)。しかし、逆張りの傾向を脇に置いておくとしても、製品が進化し、時間とともに良くなっていくのを見るのは満足感を覚えるものだ。

B/1.2は、今ではよりエレガントで洗練された印象を与える。これはまさに望まれるべき進化であり、いわゆる2作目のジンクスをうまく回避した好例と言えるだろう。デザインを変更し、改良し、調整し、形を整え、滑らかに仕上げ、全体を洗練させていくようなプロセスこそ、優れた第2作を形作る要素なのだ。B/1.2がそれを見事に実現したことに拍手を送りたい。

Toledano and Chan B/1.2 caseback
基本情報
ブランド: トレダノ&チャン(Toledano & Chan)
モデル名: B/1

直径: 33.5mm(横幅)
厚さ: 10.40 〜 9.10 mm厚(傾斜のかかったケース)
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: タヒチ産マザーオブパール
インデックス: なし
夜光: なし
防水性能: 5気圧
ストラップ/ブレスレット: 一体型ブレスレット

追加情報: B/1はデストロウォッチ仕様(リューズが左側に向くように装着する時計)。

ムーブメント情報
キャリバー: セリタ SW100
機能: 時・分表示
パワーリザーブ: 42時間
巻き上げ方式: 自動巻き

価格 & 発売時期
価格: 5700ドル(約89万円)
発売時期: B/1.2は2025年3月に発売予定。
限定: 200本(予定)

クラシックなスタイルに似合う腕時計とは何か考えてみた。

サイモン・ホロウェイ(Simon Holloway)氏をご存じだろうか? 彼はイギリスのキングストン大学でファッションデザインを学んだのち、さまざまなブランドでキャリアを積み、2022年にはジェームス・パーディ&サンズ(200年以上続く英国の名門ガンメーカー。アパレルはフィールドコートなどを展開)でクリエイティブディレクターに就任し、2023年にダンヒルの舵取りを担うに至った。

ホロウェイ氏の初仕事となった2024年秋冬のコレクションは果たして、これまでのダンヒルのなかでもとりわけ英国クラシックに強くオマージュを捧げたマスキュリンなものとなった。創業者のアルフレッド・ダンヒル(Alfred Dunhill)から130年以上にわたり受け継がれる卓越した英国のクラフトマンシップ、そしてその時々のトレンドに影響を与えてきた革新性に敬意を払ったルックはどれも、テーラリングを下地とした普遍的な魅力のなかにモダンなひねりが垣間見える。 

今冬のトラッド回帰の流れをつくったと言っても過言ではない、ホロウェイ氏のダンヒル。そのルックを前に合わせるべき腕時計を考えたとき、やはり同様に、深い歴史に根差した伝統と男性的なこだわりが同居する“タイムレス・ラグジュアリー”なものがよさそうだと感じた。華美に着飾らずとも、手元に確かな主張を感じさせるマリアージュをぜひ見ていって欲しい。

スタイル1:スリーピーススーツと、共地のチェスターフィールドコート

コート61万9300円、ジャケット37万6200円、ベスト14万1900円、パンツ12万5400円、シャツ8万5800円、タイ4万9500円、シューズ27万7200円/以上すべてダンヒル(ダンヒル ☎︎0800-000-0835)

ホロウェイ氏によるダンヒルのデビューコレクションがお披露目となった2024年2月16日。そのショーの先陣を切ったのが、このスリーピーススーツとコートのルックだった。英国らしい端正なテーラリングが光るスーツはシャークスキンで仕立てられており、2色の糸で斜面織りされていることによる独特な配列模様が佇まいに上品なアクセントを添えている。英国らしいカチッとした空気を感じさせる太めのピークドラペルは実に力強い印象だ。(写真には写っていないが)スラックスはクラシックなベルトレス仕様となっている。ノータックかつハイライズのシルエットをとっている点は、ホロウェイ氏による現代的なアレンジだろう。

口コミ第1位のジャガー・ルクルトスーパーコピー代引き専門店 レベルソ・トリビュート・クロノグラフ 607万2000円(税込)

このルックにおいて注目すべきポイントは、ダンヒルのアーカイブにインスパイアされたというスーツと共地のチェスターフィールドコートの存在だ。コートは軽量な素材を使用しつつ裏地も排しているものの、しっかりと打ち込まれた生地によりさっと羽織った際にも構築的なシルエットを描いてくれる。これによりスリーピースのスーツと“四位一体”であるかのような統一感が生まれており、さらにタイまで同色のグレーでまとめたことで洗練された雰囲気を演出している。

そんな端正な着こなしに合わせたのは、ダンヒルが次々に工房を建て、新商品の展開を精力的に行っていた黄金期である1930年代に生まれたジャガー・ルクルトのアイコン、レベルソだ。ジャガー・ルクルト自体は1833年よりジュウ渓谷に工房を構えるスイスのグランドメゾンだが、レベルソは「ポロの競技中につけられる時計が欲しい」とイギリス軍の将校がオーダーしたことに端を発するモデルである。その出自に英国とのつながりを持つからだろうか、ダンヒルの持つトラディショナルな空気にも馴染んでいるように見える。

その顔立ちこそオーセンティックだが、レクタンギュラーの時計というのはそのフォルムだけで着用者のこだわりが垣間見えるものだ。さらに、特徴的なゴドロン装飾によって古きよきアール・デコの薫りも纏っており、スポーツウォッチでありながら上質なエレガンスも漂う。また、表の顔こそ2針のシンプルなドレスウォッチだが、デュオやこのモデルの場合はひとたびリバースすればひと味違う華やかな装いも可能になる。一見コンサバティブながら、シーンに応じた印象の変化も楽しめるわけだ。伝統を継承しつつも単なるクラシックに収まらないこんな“ひねり”にも、ホロウェイ氏のダンヒルとのつながりを感じる。

スタイル2:ウールカシミヤ フランネル製のダブルブレスト ジャケットを主役としたスリーピーススタイル

ダブルジャケット35万9700円、ベスト13万5300円、パンツ12万1000円、ニット15万1800円、グローブ6万8420円、シューズ27万7200円/以上すべてダンヒル(ダンヒル ☎︎0800-000-0835)

ダンヒルの出自が自動車雑貨店にあることは有名な話だ。19世紀の末、いち早く自動車の需要を察知していたアルフレッド・ダンヒルが1893年に立ち上げたダンヒル モートリティーズがその起源と言われており、以降現在に至るまで“クルマ”はこのメゾンにおける重要な要素のひとつとなっている。そんなダンヒルのバックボーンに敬意を表し、軽やかな仕立てのウールカシミヤ製スリーピースにヴァシュロン・コンスタンタンのヒストリーク・アメリカン 1921を合わせてみた。ヒストリークは1921年、自動車産業の急速な発展で活気にあふれていたアメリカ市場に向けてデザインされモデルである。手首に対して45度傾けられた文字盤は、クルマのハンドルを握ったままでも時刻を読み取れるようにと考案されたものだ。40mm×40mmというケースサイズは数字の上ではやや大きめに思えるかもしれないが、短くとられたラグのおかげか手首上での収まりもいい。

緩やかなカーブを描くクッションケース、日本人の肌に馴染むピンクゴールド、ギラつきを抑えたグレイン仕上げのダイヤルと、そのすべてが柔らかく起毛し、穏やかな光沢を返すウールカシミヤのアンダーステートメントなエレガンスにフィットする。すべてをブラックからグレーのモノトーンであつらえた着こなしのなかで品のいいアクセントとなりながら、決してスタイルの邪魔をしていない。

試しにドライビンググローブをつけてみると、グローブに干渉しないクッションケース、そして一般的な時計なら1時〜2時位置に配されたリューズのポジションがハンドルを握った際にいかに合理的であるかに気がつく。手首の上で確かな主張を放つその特異なデザインには、1世紀を超えた“用の美”が感じられる。

なお、サイモン・ホロウェイ氏はダンヒルのモータースポーツとのつながりにも深い敬意を表している。2024年の秋にはブランドがメインスポンサーを務めるRALY NIPPONとの継続的なパートナーシップを祝う、RALLY NIPPON 2024 CAPSULE COLLECTIONも手がけた。今年のラリーの参加者は彼のデザインによるコレクションを身につけ、ブランドのロゴをあしらったクラシックカーで日本の美しい風景を駆け抜けたという。もちろん今回のスタイリングは、ドライバー向けのものではない。しかし創業から続くモータースポーツのDNAは確かに継承されており、このスリーピースで見せたシンプルながら美しさが際立つテーラリング同様に、ダンヒルのデザインの根底にあるものだ。

ヴァシュロン・コンスタンタン ヒストリーク・アメリカン 1921 602万8000円(税込)

話を時計に戻すが、より控えめな顔立ちが好みならホワイトゴールドのモデルもヒストリークにはラインナップされている。ケース、ダイヤルともにシルバーカラーになるが、ブラックに仕上げられた針が全体を引き締めており、男らしさを担保している。より幅広いシーンでの着用を想定しているなら、こちらをすすめたい。もちろん、メゾンの豊かな歴史に根ざしたクラシックに変わりはない。

素晴らしい時計だけでなく、素晴らしい人々とも出会えた1年を振り返って。

大手ブランドの新作発表は控えめであったし、2025年こそ“大物を投入する”という噂もあるくらいだ。独立系ブランドでさえ同様の印象だ。2024年の新作からお気に入りを選ぶのも、正直ちょっと難しい。ただもし時計の世界を、“話題の新作”や“手に入るかどうか”、“その時計を買えるかどうか”なんてことだけで見ているなら、大事なものを見逃していると思う。ちょっとその話をさせて欲しい。

CC2
宝石のように特別なレジェップ・レジェピ(Rexhep Rexhepi)クロノメーター コンテンポラン IIのムーブメント。それ以上に素晴らしいものがあるだろうか? いや、ほとんどない。

 数カ月前、シンガポールにいた時のことだ。私は午前中のミーティングを終えたばかりで、興奮が冷めやらなかった。そこではウォッチメイキング史上最も驚異的なタイムピースの数々を目にすることができた。それはまるで夢のような体験で、名だたるブランドからまだあまり評価されていない時計師たちの作品まで揃っていた。ウォルター・プレンデル(Walter Prendel)氏が誰だったか、最初に正解した人には一杯奢ろう(ズルはなしだ)。多くの時計師たちはすでにこの世を去っているが、ホテルのロビーに戻ると、The Hour Glassが主催するIAMWATCHの会場でゲール・ペテルマン(Gaël Petermann)氏とフロリアン・ベダ(Florian Bedat)氏を見かけた。彼らはまさに時計業界で新たな一歩を踏み出したばかりの名前だ。

IAMWATCH People
左からラウル・パジェス(Raúl Pagès)氏、ゲール・ペテルマン氏とフロリアン・ベダ氏、そしてテオ・オフレ(Theo Auffret)氏。これはIAMWATCHで撮影したPhoto Reportの1枚だ。

 その日、ゲール氏とフロリアン氏に初めて会ったばかりだったが、私は彼らの隣に座って話始めた。するとラウル・パジェス氏が加わり、彼のビーナス製ヴィンテージムーブメントを搭載した独特なタイムオンリーレギュレーターウォッチについて話し合った。次いでシルヴァン・ピノー(Sylvain Pinaud)氏が加わり、やがてレミー・クールズ(Remy Cools)氏、フランク・ヴィラ(Franc Vila)氏、マニュエル・エムシュ(Manuel Emch)氏もやって来た。全員が席につき、話はますます盛り上がった。カリ・ヴティライネン(Kari Voutilainen)氏やレジェップ・レジェピ氏、そしてほかにも数人の時計師たちが顔を見せたり、共に一杯飲んだりした。私たちはスツールや椅子を引っ張り出し、廊下を塞ぐほどの人だかりをつくった。そして新たな参加者が加わるにつれて、会話は自然と英語からフランス語へと移り変わっていった。

最信頼性の日本リシャールミルスーパーコピー代金引換専門店!こういう状況には慣れている。もし自分が典型的なアメリカ人ではなかったら、今ごろフランス語か、もしかしたらイタリア語くらいは習得していただろう。でも言葉がわからなくても、ただ座って笑顔を浮かべ、素晴らしい仲間たちと過ごす時間に喜びを見出すことには慣れている。そのうち冗談はますます賑やかに、そして(おそらく)おもしろくなっていった。するとゲール・ペテルマン氏が身を乗り出し、冗談をすべて訳し始めた。私は彼に“訳さなくても大丈夫、本当に平気だから”と伝えた。すると彼は、私が一生忘れられない、そして心から感謝する言葉をかけてくれた。

Petermann Bedat Rattrapante
ペテルマン・ベダのクロノグラフ ラトラパンテ。

「僕がかつてランゲで働いていた時、ドイツにいて会話(ドイツ語)についていけず、しばしば疎外感を感じていたのを覚えている。君には同じ思いをして欲しくないんだ。それは大切なことだから」

 こういう小さなことというのは本当に大切だと思う。IAMWATCHのレポートでも触れたけれど、ペテルマン氏、ベダ氏、パジェ氏、クールズ氏といった面々が次世代の素晴らしい時計を生み出してくれることに、私たちは安心していい。ただ少し時計の話は脇に置いておこう。時計は買えるか買えないか、手に入るか入らないか、いいか悪いか(それは好みにもよるけれど)で評価されるものだ。素晴らしい時計は、それ自体が語りかけてくるはずだ。だけど人は違う。大切なのは“人”なのだ。そしていい人たちは特別だ。たとえばゲール氏のように。

 私は本当に運がいい。特別な人たちと同じ時間を過ごす機会、そして年間を通して何百万ドルもの価値がある特別な時計を手に取る機会にも恵まれている。そんな経験をとおして、自分が本当に大切に思うことが何なのか、少しずつわかってきた気がする。最近、ある友人(自分自身も思慮深いコレクターだ)がこう言った。君はたくさんの時計を見てきて、何がよくて何がそうでないかを理解しているから、そこそこいいものを手に入れることに満足できなくなるんじゃないか、と。確かにそのとおりかもしれない。でも実際には、これを仕事として続けられていること自体が幸運だと思っているし、HODINKEEで働くことが、どれほど多くの扉を開いてくれるかもよくわかっている。それに私は、だいぶ上手く見分けられるようになったと思う。自身の興味や情熱を本当に理解してくれる人と、ただ単にお墨付きが欲しいだけの人を。ビジネスだからそこに善悪の判断はない。でもだからこそ、前者は特別なのだ。

Rexhep Rexhep CCII
レジェップ・レジェピ クロノメーター コンテンポラン II ルビーは、2024年に見たなかで最高の時計のひとつだ。

 時計について言えば、良い時計とそうでない時計を分ける基準を明確にするのは難しい。見て、触れて、じっくり観察し、その仕組みや成り立ちを理解しようと努めることで、ようやく見えてくるものがある。その時計自体が(あるいはそうあるべきだが)すべてを物語る存在であり、心を動かすものでなければならない。時計について文章を書くとき、私は感動したものに焦点を当てる。そして多くの人に憧れを抱かせるようなライターでありたいと思う。それはかつて私自身がHODINKEEの読者だったころと同じように。

Greubel Forsey Double Balancier
2024年の初めに実機レビューを行った、グルーベル・フォルセイ ナノ・フドロワイアントEWT。

Ruby Daytona
現在製造されているなかで、おそらく最も希少なデイトナを、シンガポールで目撃した。

 私は相変わらず、あまり時計を買わない。ほとんど買わないと言っていい。昨年は何本かのスピードマスターやグランドセイコーを試してみたり、とても特別なランゲを買うチャンス(友人へ、そのことについて話し合いたい)や、ほかにもいくつか気になるものがあった。でも結局、どれも見送ることにした。その代わりに“擬似体験”を楽しみ、その経験をみんなに届けることができた。それは本当に特別な経験だ。私の記事を読んだあと、実際に時計を購入したという話を聞くたびにいつも驚かされるし、そういう人には心からおめでとうと言いたい。そしてそれが叶わなかった人たちには、私が少しでもその体験をうまく伝えられていたならうれしい。

Furlan Marri Secular Perpetual Calendar
スイスのル・ブラッシュで撮影したファーラン・マリ セキュラーパーペチュアルカレンダー(Only Watch出品モデル)。この時計はチャリティオークションにて、13万スイスフラン(日本円で約2250万円)で落札された。昨年、アンドレア・ファーラン(Andrea Furlan)氏と交わした会話は、私にとって最も楽しく、そしてウォッチメイキングの未来に対して最もワクワクさせられるものだった。

 今年は高額な時計だけでなく、私のような者でも真剣に購入を検討できるような手ごろな価格帯の時計について、もっとしっかり取り上げていきたいと思っている。実際2024年は1年を通じてその隙間を埋めるような時計はいくつか登場した。M.A.D.1S、テオ・オフレのスペースワン、マッセナ・ラボとラウル・パジェス氏によるコラボレーション、そしてファーラン・マリがドミニク・ルノー(Dominique Renaud)氏やジュリアン・ティシエ(Julien Tixier)氏と共につくり上げたセキュラーパーペチュアルカレンダーなど。2025年はこういった取り組みがもっと増えることを期待しているし、それによって私自身、架空の自分ではなく、本当の自分に忠実でいられるような気がしている。

Renaud Tixier
ジュウ渓谷にあるジュリアン・ティシエの工房での1枚。ドミニク・ルノー氏とジュリアン・ティシエ氏を訪ねたことは、2024年のハイライトのひとつだった(ドミニク氏が約束してくれたバーベキューはまだ実現していないけれど)。

 しかし、もし時計そのものだけが大事だと思っているなら、それは物語の半分、いやそれ以下しか見えていないのかもしれない。本当のストーリーとは時計が生まれる前後、そしてその周りに広がるすべての要素だ。そこには、彼らがなぜこの仕事に情熱を注ぎ、どれほどの技術や情熱を持っているのかが詰まっている。彼らがどのように時間を過ごし、どんな友情を育み、どんな趣味や家族との時間を大切にしているのか...そのすべてが、私たちが憧れる“時計”という作品に影響を与えている。それは人との接し方にも現れる。重要なのは文字盤に書かれた名前ではなく、その名前の向こう側にいる人間なのだ。

CC2
レジェップ・レジェピの工房にて。彼には私に売る時計はないし、買うこともできない。でもいつも彼には冗談めかしてこう言うのだ。「最初の1600人がCC17を手に入れたあと、ちゃんとリストに載せてもらえるように頑張ってるんだよ」

 正直なところ、こうした時計師たちはすでに業界のセレブとも言える存在だ。ジュネーブで毎日何十人もの人が彼を訪ねてくる状況で、レジェップがどうやって仕事を進めているのか、私にはまったく想像がつかない。その一方で私の友人のなかには、コレクションの一部を手放している人もいる。パンデミック後の熱狂が落ち着いた今、かつて大好きだったブランドとのつながりを感じられなくなってしまったからだ。こういった状況を避ける一番良い方法は、自分の心に響く仕事をしていて、たとえ彼らが何も売るものを持っていなくても、自分がそもそも買い手ではなくても、一緒に時間を過ごしたいと思えるような人物を見つけることだ。

 こういう人間に焦点を当てた視点は、10年間ジャーナリストとして働いてきた経験から来ているのかもしれない。私の仕事はずっと人とその経験を追いかけることだった。サウスダコタ州の田舎町に何度も足を運んだのも、単にストーリーを伝えるためだけではなく、そこに暮らす人たちを心から好きになったからだ。あるいは私が10万ドル以上の時計を買える日は、永遠に来ないだろうと自覚しているからかもしれない。その現実を受け入れることでむしろ解放された気分になり、時計業界を別の角度から見られるようになった。だからこそ今、私の興味は時計そのものではなく、その時計をつくった人に向かっているのだ。

Max Büsser at IAMWATCH
IAMWATCHでのマックス・ブッサー(Max Büsser)氏。そのときのハイライトのひとつは、彼との朝食会(ミート&グリート)で200人もの人々が彼と写真を撮るために列をつくっていた光景だ。これほど多くの人に称賛されるということは、彼が確実に何か正しいことをしている証拠だろう。

LM Sequential
MB&F LM シーケンシャルの新しいフライバックバージョン、実機レビューでの1枚より。

 たとえば、2023年のドバイウォッチウィークでのスティーブン・マクドネル(Stephen McDonnell)氏の講演だ。あまりの内容に、ジェームズと私は言葉を失うほど圧倒された。あれはきわめて貴重な洞察と、それを生み出す希少な頭脳の完璧な結晶だった。あの瞬間、マクドネル氏と1日一緒に過ごして、彼がどんなふうに世界を見ているのか知りたいと思った。

Fabrizio Buonamassa Stigliani
これは少しズルかもしれない。この写真が2023年のものだからだ。でもファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニ(Fabrizio Buonamassa Stigliani)氏は、おそらく私が仕事以外で時計業界の人間として最もよく話す相手だ。そして彼が、世界中を旅しながら投稿する写真のひとつひとつを、いつも心から楽しませてもらっている。

 今年こそ、それが実現できるかもしれない。そしてマックス・ブッサー氏のチーム全体もまた、毎年私が接するなかで最も誠実で温かい人たちだ。いずれにせよ、スティーブン・マクドネル氏の才能とマックス・ブッサー氏の優しさとビジョン、そして彼のチームへの僕の心からの敬意が重なり合い、今ではMB&F LM シーケンシャルが私の夢の時計になっている。

 あるいはファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニ氏が撮る、美しいお気に入りの場所の写真かもしれない。それらをとおして、彼がどのようにそのビジョンをブルガリのデザインに反映させているのかが見えてくる。また彼のジウジアーロセイコーへの愛やデザイン、歴史の広い世界を恐れずに受け入れるそのスケッチも印象的だ。彼はローマンメゾンの枠を超えた視野を持っている。

 最後の部分、つまりブランド中心主義に縛られないその自由な視点こそ、私がファブリツィオ氏とブルガリをさらに愛する理由だ。

Hodinkee Japan
Watches & Wondersの期間中に行われたミートアップにて、HODINKEE Japanチームとベンの1枚。

 そしてHODINKEE Japanの仲間、関口 優、和田将治、佐藤杏輔たちだ。彼らは、私がジョン・永山氏や大塚ローテックに関するストーリーを書く手助けをしてくれただけでなく、日本の伝説的なショップへの忘れられない訪問という夢のような体験を提供してくれた(この話はまた別の機会にしよう)。そしてホーマー・ラファエル・ナルバエス(Homer Rafael Narvaez)氏、ジェイ・リウ(Jay Liu)氏、エリオット(Elliott)氏、ケン(Ken)氏、そしてほかのTokyo Watch Clubの仲間たちなど、彼らは1週間何の迷いもなくガイド役を引き受けてくれた。

 あの週、私たちは本当にたくさんの素晴らしい時計を見た。ただそれ以上に、遅い夏の暑さに汗をかきながら気軽な居酒屋やバーで飲み食いしたり何杯ものつけ麺を楽しんだ時間が、私にとっては何よりも意味のあるものだった。

Food in Japan
日本で友人たちと楽しんだささやかな食事。空港に着くと、初対面の友人を含む仲間たちがiPadのサインを掲げて迎えてくれ、そのまま安くて美味しい焼き鳥屋に連れて行ってくれた。これ以上の歓迎があるだろうか。

John Nagayama
Four + Oneで登場したジョン・永山氏。多くを語らない人だが、素晴らしい時計を数多く持っていた。

 だからこそ、HODINKEE Magazine Vol.13では業界の伝説的存在であるジャン-クロード・ビバー(Jean-Claude Biver)氏について書いた。これまで彼については数えきれないほどの言葉が費やされてきたから、もう語るべきことは残っていないように思えるかもしれない。

Jean-Claude Biver
ジャン-クロード・ビバー氏。これ以上何を語ることがあるだろうか?

 誇りを持って言えるのは、これまで語られたことのないジャン-クロード・ビバー氏の個人的なストーリーの新たな側面を示せたと思っていることだ。そしてそれは、彼が70代にして(再び)新しいブランドを立ち上げることを選んだ理由に対する理解を、読者に深めてもらえるものだと信じている。

 もし人がいなかったら、時計師、デザイナー、コレクター、そしてコミュニティ(世界的な時計クラブであるRedBarの仲間たちや、世界中で出会った人たち)、時計業界そのものが存在することはなかっただろう。もし私と友人でありながら、ここで名前を挙げなかったとしても、この文章を書きながら君のことを思っていたことは知っていて欲しい。この時計の世界を特別なものにしてくれるすべての人に、心から感謝する。

 今年もまた会おう。共に素晴らしいストーリーと、忘れられない思い出をつくろう。きっと最高の時計もいくつか登場するはずだ。

ジャガー・ルクルト Watches and Wonders 新作発表 ~

ジャガー・ルクルトは、レベルソのタイムレスなデザインを決定する特別な法則を称えます

2023年、ジャガー・ルクルトは、φ(ファイ)の文字で表され、美しさを表現すると世界共通で考えられている神秘的な数字にオマージュを捧げます。今では黄金比として知られる比率は、自然界や人間が創造した傑作によって伝えられる、美しさと調和に関する共通の基準であり、人間が本能的に最も美しいと感じる比率です。

近似値が1.618となる黄金比(中庸、黄金分割、黄金数、神聖なる比とも呼ばれる)は、物体の特別な関係性を表しており、大きい部分と小さい部分の比率が、全体と大きい部分の比率に等しくなる比率です。この興味深い数学的な関係は、いわゆる黄金螺旋や黄金長方形にも見られます。

黄金長方形とは、長方形から短い辺を一辺とする正方形を切り取ると、残りの長方形の縦横比がオリジナルの長方形の縦横比と等しくなる長方形です。

ジャガー・ルクルトのレベルソは、時計製造において、この原則を最も雄弁に物語っています。アールデコの芸術運動の全盛期であった1931年に誕生したレベルソのオリジナルデザインは、幾何学模様、直線的なフォルム、すっきりとしたラインが強調され、スーパーコピー 代引き黄金比で成り立っています。誕生から90年以上にわたり、さまざまなバリエーションのレベルソのケースが発表されてきましたが、オリジナルの比率はコレクションの土台であり続けており、今でも黄金比がレベルソのデザインを定義し続けています。

幾何学と美の魅力的な関係
私たちは人間として、生まれつき美しいものに惹かれます。私たちが美しいものを求める理由や美しさの定義、その魅力の基準を測る方法を知るために、何千年もの間、文明は私たちがなぜ美しいものに惹かれるか、その秘密を解き明かそうとしてきました。
レベルソがデザインされた1931年、ルーマニアの王子であり、哲学者であり数学者であったマティラ・ギカは、1927年に執筆した『自然と美術における比例の美学』に続いて『黄金比』を出版しました。この書籍では、貝の螺旋、花弁の配置、松かさの構造などの身近な有機体の形態とともに、より大きく果てしないスケールの銀河の形状やハリケーンの渦巻き模様など、ファイが見られる多くの例がまとめられています。

『黄金比』はまた、人類の最も美しい創造物にもファイが存在することを示し、建築、芸術、音楽においてファイに隠されてる価値をどのように探求したか説明しました。また、その謎が、古代ギリシャのピタゴラスの数字から現在まで、どのように途切れることなく伝えられてきたかを振り返っています。このように、ギカは、美の精神性や創造物全体をつなげる秘密の調和をより深く理解するための扉を開きました。

ジュウ渓谷の山々や古代の森に囲まれているジャガー・ルクルトの時計職人たちにとって、この自然の美しさを創造する言葉と、美しいオブジェクトを創造する人間の能力の確かな関係は、特に重要です。

長い歴史
これらの謎へ問いかけは、マティラ・ギカの書籍より200年以上前の紀元前300年にユークリッドが著した『幾何原本』から始まりました。ユークリッドは、この本の中で「外中比」という言葉を使用し、ファイが書物で初めて定義されました。さらに遡って紀元前6世紀には、哲学者であり数学者でもあったピタゴラスがこの神秘的な幾何学の性質を研究しました。また、紀元前約430年には彫刻家のファイディアスがパルテノン神殿のために制作した装飾品に黄金比を採用したと言われています。

12世紀には、フィボナッチとして有名なレオナルド・ピサロが、自分の名前を冠した再帰関数である数列(0、1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89…)を発表しました。それぞれの数は、前の隣接する二つの数の合計であり、ある数をその1つ前の数で割ると、その商はファイに近似する数になります。驚くべきことに、それは自然の中に見られる黄金螺旋を定義する数列です。3世紀後、天文学者のヨハネス・ケプラーが、黄金比とフィボナッチ数列の明確な関係を明らかにしました。
1498年、ルカ・パチョーリが上梓し、レオナルド・ダ・ヴィンチによる挿絵が使用された『神聖比例論』は、至高の美を実現するために守るべき比率を定め、それ以降のヨーロッパの歴史や芸術の特徴となる必須要素を確立しました。

意図的に、または美しさへの自然な本能から、偉大な建築家や芸術家たちは、はるか昔からこの比率を作品に採用してきました。例えば、ギザのピラミッドやバビロニアのシャマシュのタブレット(紀元前888~885)、ゴシック建築のシャルトル大聖堂、20世紀の巨匠ル・コルビュジエの作品、また、ラファエロやボッティチェリ、ミケランジェロなどのルネサンスの芸術家たちから、後期印象派の スーラ、その後のサルバドール・ダリやピート・モンドリアン、キュビズムの画家たちのセクション・ドールグループなどです。現在では、一般的なクレジットカードから自動車のデザイン、多くのブランドロゴまで、さまざまな日常品の中にこの比率を目にします。

黄金分割(ドイツ語のGoldener Schnitt)という言葉は、1835年にドイツの数学者マルティン・オームが初めて使用し、心理学者のアドルフ・ツァイジングによって広まりました。彼は黄金分割を「美と完全性を追求するすべての形成要素の基本原理を含む普遍的な法則」と定義しました。

レベルソ2023年新作の発表
ジャガー・ルクルトは、Watches and Wondersにて、1930年代初期のレベルソのデザイン比率を決定した黄金比の旗手であるレベルソ・トリビュート コレクションの3つの新作を発表します。
レベルソ・トリビュート・クロノグラフは、1996年に発表された画期的なレベルソ・クロノグラフを称えます。美しく精巧に作られたクロノグラフ機構を裏面から眺められ、表面と裏面の両方に時刻が表示される新しいキャリバー860を搭載する新しいデザインです。


●レベルソ・トリビュート・クロノグラフ

レベルソ・トリビュート・デュオ・トゥールビヨンは、複雑機構を全く新しい外観に収めました。超薄型のデュオムーブメントの中にフライングトゥールビヨンを収め、第2時間帯は裏ダイヤルに表示されます。


●レベルソ・トリビュート・デュオ・トゥールビヨン

4つの新しいレベルソ・トリビュート・スモールセコンドによって、クラシカルなシルバーから深みのあるバーガンディやブラックといったカラーバリエーションのダイヤルがコレクションに加わります。モノフェイス・レベルソのケースを反転させると、クラシカルなクローズドケースバックが現れます。このケースバックは、パーソナライズしたエングレービングや他の装飾の理想的なキャンバスになります。


●レベルソ・トリビュート・スモールセコンド


また、ジャガー・ルクルトは、レベルソ キャリバー179の芸術的表現を再設計されたケースで表しています。ジャイロトゥールビヨンの卓越した技巧や印象的な視覚効果を増幅させるスケルトン加工やラッカー仕上げなど、精巧に作られた装飾的ディテールの数々と共に、レベルソ・ハイブリス・ アーティスティカ キャリバー179は、マニュファクチュール ジャガー・ルクルトのひとつ屋根の下に集結した180種類もの時計製造技術を気高く表現します。


●レベルソ・ハイブリス・ アーティスティカ キャリバー179

ジャガー・ルクルトは、女性のためにメティエ・ラール®工房に集結した芸術的技巧をさらに強調し、レベルソを新たに解釈した2つの壮麗なモデルによって、境界線のないメゾンの創意工夫と創造性を表現します。
レベルソ・ワン・プレシャス・カラーズは、人目を引く2色のカラーバリエーションをご用意し、ケース全体をエナメルとダイヤモンドの幾何学なアールデコパターンで装飾。グラン・フー・エナメルの芸術を視覚的にも大胆かつ独創的に表現しています。


●レベルソ・ワン・プレシャス・カラーズ

21世紀の女性たちに向けて、レベルソを優雅に身に着ける真新しい方法を提示するレベルソ・シークレット ネックレスは、コンスタントに変化しながらもオリジナルのデザインコードに忠実であり続けるレベルソの能力を示す壮麗なジュエリーです。ケースの中でダイヤモンドとオニキスがアールデコパターンで全体にセッティングされたこの時計が、ピンクゴールドのリンクとオニキスのビーズで作られたしなやかなチェーンネックレスと組み合わされています。


●レベルソ・シークレット ネックレス


Watches and Wonders:新しく壮大なブースと、より深い多感覚的体験
Watches and Wonders 2023のため、ジャガー・ルクルトは、ユークリッドが黄金比について最も早く記録した時代である古代ギリシャのアゴラからインスピレーションを得ました。人々が集って政治や争いごとから、事業や哲学まで何でも討論し合う場であったアゴラと同様に、Watches and Wondersでのブースは知識の伝達を表現し、来場者がタイムピースや2023年のテーマに触れながら、リラックスして会話ができるようにデザインされています。

上から見ると、フロアプランの各要素は、黄金の長方形と黄金の螺旋のプロポーションに合致しており、空間の中心には、古代のアゴラの中心に立っていたモニュメントを表す水の壁が壮観にそびえ立ちます。
創造性の源泉を象徴する水が「スクリーン」となり、光、映像、音による躍動感あふれるデジタル ショーが投影され、美の普遍的法則を追求する人間のストーリーが語られます。4つの章で構成されるショーは、人類が自然を観察し、美しさの真髄に感嘆し、創造的なひらめきに初めて心を動かされるところまでの道のりをたどります。そして、ある比率が普遍的であることを明らかにし始めた数学と哲学、さらには人類が創造する美の基礎となる調和を定義する研究・学習へと進んでいきます。ストーリーはレベルソで完結し、この探求を美のオブジェクトであり、タイムレスなアイコンとなった文化的シンボルに帰着させます。


●ジャガールクルトのブース中央には、天井から流れ落ちる水でスクリーンを作り、「黄金比」を持つレベルソを含む様々な画像が定期的に投影されていた。


サロンの来場者は、Atelier d’Antoine(アトリエ・ド・アントワーヌ)を通して2023年のテーマをより深く体験することができます。アトリエ・ド・アントワーヌは、重要なデザイン要素である黄金比を彷彿させるレベルソに焦点を当てた体験型「ディスカバリーワークショップ」を通してテーマの理解を深める機会を提供します。レベルソの文化的世界は、有名なアルゼンチンのポロブーツブランド、カーサ・ファリアーノの職人たちの登場によってさらに広がります。彼らはレザーを用いて卓越した芸術性を披露する予定です。2011年以来、カーサ・ファリアーノはジャガー・ルクルトとコラボレーションを展開しており、レベルソ・トリビュート ラインのストラップを製作しています。また、Reverso 1931 カフェがWatches and Wondersに初登場し、ブレゲ スーパーコピー代引きパティシエのニーナ・メタイエによる、フレーバーや口当たり、形を通して黄金比とジュウ渓谷のエッセンスを表現したパティスリーセレクションが提供されます。

Watches and Wonders 2023の後、ジャガー・ルクルトは「Reverso Stories(レベルソ ストーリーズ)」のワールドツアーを続け、この記憶に残る魅力的な展覧会を拡大して新たな都市で開催し、黄金比というテーマを通してこの素晴らしいタイムピースの歴史を紹介します。


[黄金比]
アールデコの芸術運動の全盛期であった1931年に誕生したレベルソのオリジナルデザインは、黄金比で成り立っています。φ(ファイ)のギリシャ文字で表され、近似値が1.618となる神秘的な数字である黄金比は、世界共通で美しさと調和を表現すると考えられています。ジャガー・ルクルトのレベルソは、時計製造において、この原則を最も雄弁に物語っています。誕生から90年以上にわたり、さまざまなバリエーションのレベルソのケースが発表されてきましたが、オリジナルの比率はコレクションの土台であり続けており、今でも黄金比がレベルソのデザインを定義し続けています。

ジャガー・ルクルトが「 レベルソ・トリビュート・スモールセコンド」新作を発表~

レベルソ・トリビュート・スモールセコンド新作~魅力的なカラーダイヤルと新しい超薄型ピンクゴールド製ケースで あなただけのスタイルを決めましょう

レベルソの誕生当初より始まったカラーストーリーを継続。カラーダイヤルと交換可能なファリアーノストラップで各自のスタイルを表現

レベルソは、1931年の誕生から間もなく、当初考えられていたポロ競技用の時計としてだけでなく、世界中のお洒落好きな人たちから愛用されるようになり、ホワイトやシルバーダイヤルが一般的で あった時代に、大胆にもカラーダイヤルを採用したバリエーションが登場しました。メタルケースと鮮やかなコントラストを描くカラーが、シンメトリーですっきりとしたレベルソのデザインに潤沢さを添えました。

2023年、ジャガー・ルクルトはカラーストーリーを継続し、サンレイブラッシュ仕上げのダイヤルを備えたレベルソ・トリビュート・スモールセコンドを4つのバリエーションで発表します。

タグ・ホイヤースーパーコピー通販 優良店新たに設計し直したピンクゴールド製ケースでは、1931年のオリジナルモデルのブラックダイヤルに オマージュを捧げるブラックダイヤルが、ポリッシュ仕上げのメタルとドラマティックなコントラストを描きます。ラッカー仕上げのバーガンディダイヤルは、輝くピンクゴールドの高級感を引き立てます。

初代レベルソのシルバーダイヤルを彷彿させるシルバーダイヤルは、華やかなゴールドの輝きを控えめにエレガントに引き立てます。ブラックとバーガンディのダイヤルには、追加のファリアーノ・コレクションのストラップが2本付属します。1本はキャンバスとカーフを組み合わせた特徴的なストラップで、もう1本はカーフ製ストラップです。シルバーダイヤルには、ファリアーノ・コレクションのキャンバス&カーフストラップと交換用のブラック アリゲーターストラップが付属します。

また、2023年に新たに登場するブラックニッケル仕上げの針とインデックスを備えるシルバーオパーリン仕上げダイヤルは、レベルソ・トリビュートのステンレススチール製ケースにダイナミックで現代的な印象を加えます。

新しい超薄型ピンクゴールド製ケース
レベルソ・トリビュートのピンクゴールド製ケースは、2023年に大幅に改良されました。わずか7.56mmと、これまでと比べて約1mm薄くなり、最高度の洗練さと精巧さを実現しました。

至高のエレガンスが際立つ長方形ケースは、時計製造において比較的珍しい存在であり続けています。機械式計時装置の草創期より、ラウンド型ケースが標準です。この慣習は日時計が円形で、時計の針が「円形に」動くことから自然な流れで生まれ、その結果時計の機構も円形に設計されています。
反転式ケースは、1931年に発表された最初のレベルソのために考案され、機能させるために直線で構成する必要がありました。さらに、長方形ケースの形状は手首の自然なカーブにぴったり沿うものであったため、人間工学的に非常に優れており、デザインの本来の目的であったポロ選手にとって理想的な形状でした。ケースのデザインを確立後、ジャガー・ルクルトは長方形の原則を広げて適用し、ケースの輪郭に合わせた形状のレベルソ専用ムーブメントを製作しました。

スライド式反転機構のため、レベルソのケースは時計製造において最も複雑なケースの一つです。そのことが、新しいレベルソ・トリビュート・スモールセコンドのケースを薄くするという課題の難易度をかなり高くしました。ケースは50個以上の部品(その内約40個の部品は反転式機構用)で構成され、マニュファクチュール ジャガー・ルクルトの専門家チームによってすべて製作され、手作業で組み立てられます。

シンプルなエレガンス – レベルソ・トリビュートのダイヤル
サンレイ仕上げダイヤルの製作工程は緻密で繊細です。まず、ダイヤルの地金に亜鉛めっきを施してメタリックな輝きを与え、その下の真鍮を酸化から保護します。次に、細い金属製ブラシで非常に細い線がダイヤルの中央で正確に交差するサンレイパターンを表面に描きます。これにより、光がさまざまな角度からダイヤルに当たると、色合いが独特に変化します。最後に、ラッカー仕上げをダイヤルに施します。表面にニスを塗ってポリッシュ仕上げを施し、控えめな質感のサンレイ仕上げの効果を引き立てる柔らかな輝きを生み出します。

カラーダイヤルの場合、ラッカー仕上げは高度な技能が求められる複雑な工芸です。カラーラッカーを4層に塗布し、望ましい色の濃さや色合いを生みだします。続いて、半透明のラッカーを20層塗り重ねて視覚的な深みを与え、カラーを永久的に固定します。次の工程に進む前に、各層を手作業で塗布し、塗布ごとに理想的な熱と湿度の条件で乾燥させなければなりません。最後に、ニスを塗って鮮やかに仕上げてから鏡のように完璧なポリッシュ仕上げを手作業で施します。これにより、色を濃くして深みを与えます。

新しい2023年のダイヤルには、レベルソ・トリビュートの象徴的なデザイン要素(アワーマーカーが数字ではなく植字バーインデックスであり、12時位置はダブルインデックスである)がすべて取り入れられています。そのファセット加工が施されたフォルムは、ドーフィン針の形を引き立て、 ダイヤルの表面にさらに深みを与えています。ダイヤルの下半分では、円を描くスモールセコンドのトラックがダイヤルやケースの直線的なデザインと対照を成しています。ダイヤルのサンレイブラッシュ仕上げと呼応して、ケースを反転させるとキャリアの内側にダイナミックなサンレイ仕上げのパターンを眺めることができます。

レベルソの伝統に忠実に、反転式ケースのメタル部分はパーソナライズに適したキャンバスになります。時計のオーナーは、自分だけの楽しみとしてこのパーソナライズを隠しておくことも、ケースを裏返して見えるようにすることもできます。

レベルソをそのルーツに再び繋げる
ジャガー・ルクルトと、ポロの世界において手作りの高級ブーツで著名なカーサ・ファリアーノのコラボレーションは、レベルソをそのルーツであるポロの世界に再び繋げます。2本セットのストラップがピンクゴールド製レベルソ・トリビュート・スモールセコンドの各モデルに付属します。新しいダイヤルを引き立てるカラーのストラップは、キャンバス&カーフまたはカーフを使ってファリアーノの象徴的なデザインで作られます。レベルソのデザインのタイムレスな現代性を強調し、統一感や美しく力強いスタイルをもたらすこのストラップには、簡単に素早くストラップを交換するためのピンバックルが取り付けられています。

キャリバー822 – 完璧な製品を目指すジャガー・ルクルトの哲学の象徴
レベルソ・トリビュート・スモールセコンドは、機械式手巻ムーブメント、キャリバー822が搭載されています。108個の部品を搭載し、高い評価を得ているこのエレガントな機械式ムーブメントは、42時間のパワーリザーブを提供します。すべてのジャガー・ルクルトのキャリバーと同様に、その部品は、ケースバックのメタル部分の下に隠されるとしても細やかな仕上げと装飾が施されます。

レベルソ専用に設計されたキャリバー822のすべての要素は、マニュファクチュール内ですべて製造され、組み立てられます。完璧な製品を目指すジャガー・ルクルトの哲学に従って、ムーブメントはケースの形に合うものでなければなりません。これはマニュファクチュールの初期に確立されたアプローチであり、キャリバーの構造は、レベルソのケースの長方形に合わせてトノー型に設計されています。


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以下は、Watches&Wandres会場で撮影された実機画像です。

光の反射でよりビビッドに輝くダイヤルが印象的

【技術仕様】
レベルソ・トリビュート・スモールセコンド (ピンクゴールド)

ピンクゴールド/ブラック:Ref.Q713257J
ダイヤル:サンレイブラッシュ仕上げブラック


ピンクゴールド/バーガンディ:Ref.Q713256J
ダイヤル: ラッカー仕上げバーガンディ


ピンクゴールド/シルバー:Ref.Q7132521
ダイヤル: サンレイブラッシュ仕上げシルバー

[共通]
ケース:18Kピンクゴールド
サイズ:45.6×27.4mm、厚さ:7.56mm
キャリバー:手巻ジャガー・ルクルト製キャリバー822
機能:時、分、スモールセコンド
パワーリザーブ:42時間
防水性:30 m
ケースバック:クローズド

ストラップ:交換可能なファリアーノ・コレクションのカーフレザー&キャンバス、カーフレザー(ピンクゴールド/ブラック、ピンクゴールド/バーガンディ)、交換可能なファリアーノ・コレクションのカーフレザー&キャンバスストラップ、ブラックアリゲーターストラップ(ピンクゴールド/シルバー)

レベルソ・トリビュート・スモールセコンド (ステンレススチール)
スチール:Ref. Q713842J

ケース:スチール
サイズ:45.6×27.4mm、厚さ:8.5mm
キャリバー:手巻ジャガー・ルクルト製キャリバー822
機能:時、分、スモールセコンド
パワーリザーブ:42時間
防水性:30 m
ダイヤル:シルバーオパーリン
ケースバック:クローズド

フランクミュラー スーパーコピー代引きストラップ:ファリアーノ・コレクションのカーフレザー&キャンバス

【お問い合せ】
ジャガー・ルクルト コンタクトセンター
TEL:0120-79-1833
営業時間:平日の月曜から金曜 11:00~19:00

黄金比について
アールデコの芸術運動の全盛期であった1931年に誕生したレベルソのオリジナルデザインは、黄金比で成り 立っています。φ(ファイ)のギリシャ文字で表され、近似値が1.618となる神秘的な数字である黄金比は、世界共通で美しさと調和を表現すると考えられています。ジャガー・ルクルトのレベルソは、時計製造において、この原則を最も雄弁に物語っています。誕生から90年以上にわたり、さまざまなバリエーションのレベルソのケースが発表されてきましたが、オリジナルの比率はコレクションの土台であり続けており、今でも黄金比がレベルソのデザインを定義し続けています。

ブルガリWatches and Wonders 新作~「オクト ローマ」オクタゴンのタイムピース

ブルガリWatches and Wonders 新作~「オクト ローマ」オクタゴンのタイムピース

スタイルを格上げする、圧倒的な独創力に溢れたタイムピース。「オクト ローマ」が築きあげてきたその伝説の新たな章を開く。

「オクト ローマ」は、強いインパクトを与えブルガリの豊かなローマのルーツを表現するコレクションです。スーパーコピー 代引き構造的なヘリテージとウォッチメイキングにおけるクラフツマンシップに敬意を表するコンテンポラリーなスタイルを具現化しています。

•ブルガリと永遠の都ローマへの時代を超えたつながりにオマージュを捧げる オクタゴン(8角形)のケース。

•オートマティックモデルとクロノグラフのモデルのダイヤルには、スイスのオートオルロジェリーを賛美する精微なクルドパリがあしらわれています。

2012年に登場してから10年以上にわたり、ウォッチメイキング界に多大な影響を与えてきた「オクト」。スイスのウォッチメイキング技術をさらなる高いレベルへと引き上げる、極めて斬新で力強いイタリアンスタイルのデザインと、ブルガリを象徴する美学を常に新しい形で現しウォッチの世界に息吹を与え続ける未知なるパワーを感じさせるコレクションです。

aaaaaa新作「オクト ローマ」コレクションには多彩さ、洗練されたスタイル、エレガンスが発揮されています。壮麗なオートマティックウォッチや見事なクロノグラフ、一度見れば目を離せなくなってしまうような美しいトゥールビヨンといったコレクションが、洗練されたスタイルと存在感のあるタイムピースを求める人々を虜にします。個性を放つ斬新なデザインの「オクト ローマ」は、ブルガリが有するイノベーションをもたらす能力とスイスのウォッチメイキングに対する貢献をイタリア独自のスタイルで証明しています。

「オクト ローマ」のユニークな非円形のデザインは、大胆で力強く、スタイルの多用性そして言わずと知れたイタリアの魅力を兼ね備えています。

•オートマティックとクロノグラフ、それぞれのモデルにはツールなどが不要の インターチェンジャブルのリストバンドも付属しており、スタイルに合わせ手軽にストラップやブレスレットを変えることができます。

•この2つのモデルにはリューズがシームレスにケースに組み込まれておりリューズプロテクターで保護されています。100m防水機能も装備されています。
•曲線とオクタゴン(8角形)を組み合わせたケースデザインは、質感、光、影との緻密な相互作用を生み出します。

さまざまな複雑機構と精緻なクラフツマンシップを誇る「オクト ローマ」は、伝統的なオートオルロジュリーに対して斬新なアプローチを取り入れています。

•「オクト ローマ クロノグラフ」は、スイス製の自社製機械式ムーブメントである キャリバーBVL399を搭載した初めてのコレクションです。

スタイルで存在感を示す

「オクト ローマ」のオクタゴン(8角形)のスタイルを再定義した新作コレクションは、現代的で洗練されたウォッチを新たな高みへと昇華させエレガンスの象徴となりました。曲線のようにも見える独創的なフォルムにローマをルーツとするブルガリの豊かなヘリテージが宿っています。

オクタゴン(8角形)は、パンテオンやレオナルド・ダ・ヴィンチなどのアイコニックな建築物に見られるイタリア建築の豊かな歴史を象徴するモチーフです。その最たるものが4世紀に建設されたローマの最も重要な建造物のひとつであるマクセンティウスのバシリカ。ヴォールトの格間には8面体の幾何学模様の装飾が施されています。幾何学模様のデザインは、歴史あるジュエリーコレクション「モネーテ」でも輝きを放ちブルガリとローマに根差すヘリテージとの結びつきをより強固なものにしています。アイコニックな「パレンテシ」コレクションや壮麗な形と佇まいが美しい1970年代のペンダントにも反映されてきたさまざまな幾何学模様はカラーとゴールドの相互作用によって特別な魅力を放ちその系譜が受け継がれたコレクションが「オクト フィニッシモ」です。

「オクト ローマ」は、スタイリッシュなエレガンスを体現し、古(いにしえ)からのインスピレーションと最先端のイノベーションを融合させることでイタリアの豊かな文化的遺産を賛美しブルガリを世界的高級ウォッチメイキングブランドへと押し上げました。ラウンドシェイプとオクタゴンのフォルムに施されたこの上なく洗練された仕上げによりヘリテージと建造物、高度なウォッチメイキング技術が融合され「オクト ローマ」を他とは一線を画す存在にしています。


他にはない、曲線とオクタゴンの融合の美学に見られる多用性

ブルガリのウォッチメイキングにおけるイタリアスタイルは、精巧なクラフツマンシップ、滑らかなライン、計算され尽くしたフォルムのケースなど、「オクト ローマ」の各細部に見られます。「オクト ローマ」は曲線とオクタゴン(8角形)フレームの異なる幾何学的な形を組み合わせた繊細かつ洗練されたケースデザインが目を惹く視覚的なインパクトを実現しています。サテンブラッシュ仕上げの上部ラウンド型ベゼルとサテンおよびポリッシュ仕上げの下部オクタゴン型ベゼルのコントラストが特徴的で、クラシックのようでクラシックではない唯一無二の美学を創り出しています。内側のオクタゴン(8角形)リングがダイヤルのデザイン効果を高め、ファセット加工を施したラグによりバランスの取れた洗練された表情に仕上がっています。緻密にデザインされたディテールを介して「オクト ローマ」はその魅力を放ち、コレクションをブルガリのクラフツマンシップと品質への揺るぎないこだわりを示すステートメントピースへと昇華させています。

「オクトローマ」のさらなる特徴的な機能として、リューズとリューズプロテクターがスムーズに連動することが挙げられます。リューズはケースデザインにシームレスに組み込まれ、滑らかなラインをかなえています。リューズの両脇にあるプロテクターは時計の美しさを引き立てるだけでなく機能的な目的も兼ね備えており経年変化によるダメージからリューズを保護します。高い耐久性を持つケースにはねじ込み式リューズを採用、水深100mの防水性を備えています。

カジュアルからエレガントなシーンまで、さまざまな場面で活躍する「オクト ローマ」の新モデル。多用性のある魅力的でシックなスタイルにより、ビジネスやレジャー、フォーマルな場においても「オクト ローマ」はその非の打ち所がないエレガンスにより、ワードローブをいっそう引き立てます。特徴的なカジュアルシックの組み合わせが、ブルガリの比類なきセンスと型にはまらない強いスタイル性を物語っているのです。

「オクト ローマ」の新しいコレクションは交換可能なストラップとブレスレットにより着用の幅をさらに自由で多様なものにしています。インターチェンジャブルシステムはブルガリの時計職人によりケースと完全にフィットするように作り出され、ラグの裏側にケースと一体化したプッシャーの形で配置されています。特別な工具などが

必要ないシステムにより、はめ込むだけで瞬時にストラップ交換が可能です。ステンレススティールブレスレットとラバーストラップの2つのリストバンドが付属されいつでもスタイルが変えられます。さらに幅広いカラーが楽しめるラバーストラップとアリゲーターレザーのストラップも別売で展開されます。多様な素材と色合いに「オクト ローマ」の哲学が宿り、それぞれのスタイルや個性を映し出す自由なスタイリングとカスタマイズが可能なタイムピース、それが新しい「オクト ローマ」です。


型破りなクラシック へのアプローチ~「オクト ローマ オートマティック」

時・分・秒の3本の針と日付表示、自社製キャリバーBVL191を搭載した径41㎜の自動巻き機械式「オクト ローマ オートマティック」のもうひとつの特長が約42時間のパワーリザーブです。視認性の高さを誇るダイヤルには美しいクルドパリモチーフが施され洗練された雰囲気を放っています。伝統的なスイスのオートオルロジュリーのモチーフである細かなピラミッドが連なる模様が、イタリアスタイルのデザインに溶け込みながら光と戯れ、ピースに質感と深みをもたらします。

クルドパリの技法で立体感がもたらされたダイヤルはブルー、アンスラサイト、ホワイトの3色のバリエーションで展開され、スタイルや好みで選ぶことができます。ブルーダイヤルはクラシカルでタイムレスな魅力を体現し、ホワイトダイヤルは大胆で意外性のある存在感で人々を惹きつけます。アンスラサイトダイヤルは、洗練された上品さを好まれる方に最適なモデルです。視認性を重視したダイヤルに配された、針、インデックス、6時と12時位置のアラビア数字にスーパールミノバ®が施されています。

「オクト ローマ オートマティック」もまた「オクト ローマ」の美学を踏襲しています。イタリアの歴史的建造物に欠かせない特性である絶妙なバランスと形はブルガリのクリエイションにとっても根幹であり続けているのです。


「オクト ローマ クロノグラフ」

華々しいデビューを遂げた「オクト ローマ クロノグラフ」は、クリアで視認性の高いブルーおよびブラックのディスプレイと洗練されたダイヤルを特徴としています。センターセコンド、30分積算計、12時間積算計を備えたクロノグラフ機能により極めて高い精度で時間経過を把握できます。日付表示は4時位置と5時位置の間に配され、3時、6時、9時のカウンターにはサンバースト加工を施し、クロノグラフをスムーズな操作で読み取ることができるレイアウトを採用しています。

信頼性の高さと高精度を誇るスイス製の自動巻き自社製機械式ムーブメントキャリバーBVL399は、手首の動きにより毎時28,800回の振動数で自動的に巻き上がります。ムーブメントの緻密な構造と繊細な装飾はサファイアケースバックから眺めることができます。 ケースと一体化するよう入念に設計された2つのプッシャーをはじめ、フォルム、機能、デザイン、人間工学などそれぞれの要素がローマ建築の不変の教義をベースにアレンジされながら渾然一体の一貫性を成しています。

ケース径42mmの本新作ウォッチは、伝統的なクラフツマンシップと大胆で現代的なデザインの融合を賛美する高い審美眼を備える人々や時計愛好家たちを惹きつけてやまない、最高作のウォッチとなるでしょう。

【概要】
オクト ローマ オートマティック
Ref.103739(ブルー)/103740 (アンスラサイト)/103738(ホワイト)
2023年7月発売予定
価格:1,001,000円(税込)

ムーブメント:BVL191自社製機械式ムーブメント、自動巻き
・時/分/秒表示
・3時位置に日付表示
・コート・ド・ジュネーブのモチーフと面取りを施したムーブメント
・約42時間パワーリザーブ
ケース/ダイヤル:径41mm、厚さ9.15mm、スティール製ケース
・シースルーケースバック、
・セラミックインサートを施したステンレススティール製のスクリューインリューズ
・100m防水
ダイヤル:クルドパリのモチーフを施したダイヤル
・スーパールミノバ®を塗布した針、
・メタリックなインデックスとナンバー
ブレスレット:ポリッシュおよびサテン加工スティール製インターチェンジャブルブレスレット、
フォールディングバックル、ピンバックル式ラバー製ブレスレットが付属


オクト ローマ クロノグラフ
Ref.103471(ブラック)/103329 (ブルー)
2023年7月発売予定
価格:1,254,000円(税込)

ムーブメント:BVL399自社製機械式ムーブメント、自動巻き
・時針・分針・センターセコンド。クロノグラフ機能。
・日付表示。
・コート・ド・ジュネーブのモチーフと面取りを施したムーブメント
・約48時間パワーリザーブ
パネライ スーパーコピー代引きケース/ダイヤル:径41mm、厚さ12.4mm、オクタゴナル(八角形)ケース、スティール製
・シースルーケースバック、
・保護装置付きステンレススティール製ねじ込み式リューズ
・100m防水
ダイヤル:クルドパリのモチーフを施したダイヤル
・スーパールミノバ®を塗布した針、
・メタリックなインデックスとナンバー
・4.3時位置に日付表示
・3時位置にスモールセコンド
・6時位置にクロノグラフアワーカウンター
・9時位置にクロノグラフミニッツカウンター
ブレスレット:サテン仕上げとポリッシュ仕上げを施した、交換可能なステンレススティール製ブレスレット。

【NEWヴィンテージ】トレンドカラーを用いた2つのアーバンコレクションが登場

カスタマイズウォッチブランドのUNDONE(アンダーン)から、この度、新作カラーのアーバンヴィンテージダイアルが登場しました。

アプライド仕様のブレゲ数字インデックス、口コミ第1位のウブロ スーパーコピー 代引きN級品外周にタキメーターが刻まれ、1960年代のヴィンテージウォッチに着想を得て作られたアーバンヴィンテージの新たな顔として作られました。

2つの特徴的なダイアルには、涼しげな色合いのサンレイダイアルを用いた「Urban Vintage Arctic Blue(アーバンヴィンテージ・アークティックブルー)」と、ピスタチオの木立をイメージした「Urban Vintage Pistachio Crisp(アーバンヴィンテージ・ピスタチオクリスプ)」がラインナップ。いずれもクラシカルなテイストとモダンなカラーリングを融合させ、身につける人の個性をさらに輝かせるデザインとなっています。

カスタマイズ可能なサマーウォッチ
「あなただけのヴィンテージウォッチ」をテーマに立ち上がったカスタムウォッチブランドのUNDONE。その中でも人気シリーズであるアーバンコレクションに加わったこの2つの顔は、時計単体としての魅力だけではなく、カスタマイズを施すことでよりパーソナライズされたアイテムへと進化します。

ケースやベルト、針などのパーツの選択はもちろん、ダイアルへの名入れやケースバックへの刻印など、そのカスタマイズ性は多岐にわたり、あなただけの時計を作り上げることができるのです。

形状も40mm径にドーム型風防やステップベゼルなどを合わせ、味わいのあるフォルムに仕上げています。そこに、現代的なTMI社製のVKシリーズムーブメントを採用することでメンテナンスコストがかからず、クロノグラフ機能を備えたデイリーユース可能な時計となりました。

このアイスブルーに輝く「Urban Vintage Arctic Blue(アーバンヴィンテージ・アークティックブルー)」は、UNDONEが得意とするサンレイ加工を施し、美しく清涼感のある色合いに仕上げ、盤上とサブダイアルの色味がそれぞれ角度によって変化する楽しさを感じられます。

暖かな日差しを浴びて青々としているピスタチオの木立をイメージした「Urban Vintage Pistachio Crisp(アーバンヴィンテージ・ピスタチオクリスプ)」は、身につける人にちょっとしたアクセントを与えてくれるようなデザインとなりました。

【概要】
Urban Vintage Arctic Blue

・駆動方法:クォーツ式(クロノグラフ機能付)
・ケース(素材 / 幅 / 厚):316Lステンレス / 40mm / 12.7mm
・ムーブメント:TMI VK64
・時刻精度:平均月差 ±20秒(常温時)
・風防ガラス:K1強化ガラス
・ストラップ(幅 / 腕周り):20mm / 14〜19cm
・防水性能:30m / 3ATM
・本体重量:46g
・メーカー保証:1年間
・価格:39,600円(税込)〜

Urban Vintage Pistachio Crisp

・駆動方法:クォーツ式(クロノグラフ機能付)
・ケース(素材 / 幅 / 厚):316Lステンレス / 40mm / 12.7mm
・ムーブメント:TMI VK64
・時刻精度:平均月差 ±20秒(常温時)
・風防ガラス:K1強化ガラス
・ストラップ(幅 / 腕周り):20mm / 14〜19cm
・防水性能:30m / 3ATM
・本体重量:46g
・メーカー保証:1年間
・価格:39,600円(税込)〜

ロンジンのスポーツコレクション「ハイドロコンクエスト」にGMT機能搭載モデルが初登場

定番人気のスポーツコレクション「ハイドロコンクエスト」にGMT機能搭載モデルが初登場

190年以上の歴史を誇るスイスの時計ブランド『ロンジン』は、定番人気のスポーツコレクション「ハイドロコンクエスト」で初めてのGMT機構搭載モデルを発表。複数時間帯表示の先駆者である『ロンジン』の歴史的遺産を活かし、卓越したウォッチメイキングの技術とエレガントが融合した「ハイドロコンクエスト GMT」は、旅行、スポーツをはじめ、ロレックス コピー 時計代金引換激安通販優良店アクティブなライフスタイルの相棒として活躍します。

ロンジンが腕時計にGMT機構を取り入れたのは1925年に遡り、複数時間帯表示のパイオニアとして知られています。今回、2007年の発表以来、ダイバーズスタイルで愛される「ハイドロコンクエスト」コレクションに、2つの時間帯を表示するGMT機能搭載モデルが初登場します。

「ハイドロコンクエスト GMT」は、オーセンティックで精悍なデザインと最新技術が融合。径41㎜のねじ込み式ステンレススティール製ケースは、ケースバックのデザインを一新。シリコン製ヒゲゼンマイと非磁性素材の革新的な部品を採用したロンジン独自の新GMTキャリバーは、ISO764規格の約10倍の耐磁性で、極めて高い精度を誇り、約72時間のパワーリザーブを発揮します。夜光カプセルとねじ込み式リューズを備えた、新しいセラミック製逆回転防止ベゼルも特徴。表面はポリッシュ仕上げとサテン仕上げを交互に施し、洗練したエレガンスを加えました。サンレイ加工を施した、グリーン、ブラウン、ブラック、ブルーのダイアルは、ツートンカラーの24時間目盛りで際立ちます。

ポリッシュ加工のゴールドカラーまたはシルバーカラーの針とアワーマーカーにはスーパールミノバ®を施し、高い視認性を実現。6時と9時位置にドット型、12時位置に三角型のインデックスを配置。3時位置には日付表示を配し、矢印の形をしたGMT針は、文字盤の24時間表示のカラーとマッチさせました。防水性は30気圧。ステンレススティール製のストラップはH型リンクのデザインを刷新。文字盤のカラーを引き立てるブルーまたはブラックのラバーストラップもラインナップし、微調整可能なクラスプが完璧なフィット感と快適性を実現します。

ダイバーズスタイルで多くの人を魅了するスポーツコレクションに加わった、ブランドの歴史的遺産が息づくGMT機能搭載モデル。旅、スポーツと、アクティブに人生を楽しむ人に寄り添う、新作ウォッチです。

【仕様】
ハイドロコンクエスト GMT

L3.790.4.06.6 / L3.790.4.66.6 / L3.790.4.56.6 / L3.790.4.96.6

L3.790.4.56.9

すべて¥403,700 (税込)
(*2023年8月22日(火)より税込¥435,600)

キャリバー:ロンジン エクスクルーシブキャリバー L844.5(自動巻き) 、シリコン製ヒゲゼンマイ、耐磁性 
・11½リーニュ 
・21石 
・25'200 振動/時 
・パワーリザーブ 約72 時間
機能:時、分、秒、3時位置に日付表示 GMT 機能 (24時間針)
ケース:径41 mm 厚さ12.90 mm ラウンド型 
・ステンレススティール
・両面多層反射防止コーティング サファイアクリスタル
・スーパールミノバ®を施した、セラミック製逆回転防止ベゼル
・12時位置のトライアングルにカプセルを配置
・ねじ込み式リューズ ねじ込み式ケースバック
ダイアル: 24時間表示のサンレイ加工
グリーン(L3.790.4.06.6)/
ブラウン(L3.790.4.66.6)/
ブラック(L3.790.4.56.6・L3.790.4.56.9)/

針:
・スーパールミノバ®を施した、ポリッシュ加工のゴールドカラーの針(L3.790.4.06.6・L3.790.4.66.6)
・スーパールミノバ®を施した、ポリッシュ加工のシルバーカラーの針(L3.790.4.56.6・L3.790.4.56.9・L3.790.4.96.6・L3.790.4.96.9)
防水:30気圧防水まで
ストラップ:
・ステンレススティール(L3.790.4.06.6・L3.790.4.66.6・L3.790.4.56.6・L3.790.4.96.6)
・ブラックラバー(L3.790.4.56.9)

【お問い合わせ】
スウォッチグループ ジャパン株式会社
ロンジン事業本部
https://www.longines.com/jp/

[ロンジン(LONGINES)]
1832年にスイス・サンティミエに創業し、190年以上の歴史を誇る名門『ロンジン』。ウォッチメイキングのパイオニアとして時計史に名を残す革新的なクロノグラフ機構や高精度の計器を世に送りだし、世界初の大西洋無着陸単独横断飛行を達成したチャールズ・リンドバーグをはじめ、歴史的な偉業を成し遂げた冒険家やプロフェッショナルから厚い信頼を得てきました。一度も途切れることなく創業の地でビジネスを続け、ブランドの歴史を網羅したコレクションを展示するミュージアムも併設しています。豊かな歴史的遺産と最先端の技術を活かし、パイオニアスピリットの息づく高性能なタイムピースを発表。エレガンスからスポーティーまでの充実した製品ラインナップ、高いコストパフォーマンスを実現し、性別や年齢などを超え、世界中で広く愛されています。またスポーツ計時の先駆者として、数多くの世界的な競技会で公式計時を担い、国際的なスポーツ連盟のパートナーを務めています。

ムーブメントについて
パネライコピー 時計代金引換激安通販数世紀にわたる時計造りの専門知識により、ロンジンは多くの技術的進歩において先駆的な役割を果たし、革新への揺るぎないコミットメントを示し続けています。常に卓越性を追求し、すべての自動巻き時計に、シリコン製ヒゲゼンマイを含む最新鋭のムーブメントを搭載しています。シリコン製ヒゲゼンマイの素材は、軽量で耐食性に優れているだけでなく、通常の温度変化や磁場の影響を受けにくいのが特徴です。このユニークな特性により時計の精度と寿命を向上させることで、自動巻きモデルの5年間保証を提供しています。