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シャネル J12 ホワイト — セラミックウォッチの“原点”が25周年で進化、“永遠の白”が持つ革新性とは?

シャネル J12 ホワイト — セラミックウォッチの“原点”が25周年で進化、“永遠の白”が持つ革新性とは?

「J12=黒セラミック?」——そのイメージを刷新するのが、2025年に登場した「J12 ホワイト」(Ref.H7435)です。2000年の初代J12発売から25周年を記念し、ホワイトセラミックモデルを全面リニューアル。ケース径38mm+自社自動巻き Cal.12.1+サテン仕上げで、“女性のための真の高級スポーツウォッチ”を再定義。果たして、なぜこの一本が“シャネル美学の結晶”と称されるのか?公式情報をもとに、徹底解説します。

Q. シャネル時計スーパーコピーなぜJ12が“革命的”だったのか?

A. 「2000年、高級時計界に“ブラックハイテクセラミック”を初めて導入した」からです。

当時の常識:
高級時計=ゴールド or ステンレス
セラミック=低価格クォーツの素材
シャネルの挑戦:
独自開発の超硬質セラミック(硬度1,200~1,400ヴィッカース)
鏡面研磨による“漆のような光沢”
耐傷性・耐腐食性・軽量性を実現
結果:
> 「J12は、時計を“ジュエリー”でも“工具”でもなく、“ファッションの一部”に変えた」

💡 注目点:「技術ではなく、美意識で時計史を変えた」——これがジャック・ルヴュー(当時シャネル時計部門責任者)の功績です。

Q. 2025年「J12 ホワイト」の進化点は?

A. “サイズ・ムーブメント・仕上げ”の3点で、現代女性のニーズに完全対応。

① ケースサイズ:38mmへ拡大
初代J12:33mm/36mm → 小ぶりすぎるとの声多数
2025年モデル:38mm径 × 10.7mm厚 → 男女問わず着けやすいユニセックスサイズ

② 自社キャリバー Cal.12.1 搭載
2019年開発、完全自社設計・自社製造
動力貯蔵:70時間(約3日間)
精度:日差-2/+4秒(COSC相当)
裏蓋:サファイアクリスタルで可視化

③ ホワイトセラミックの新仕上げ
サテンブラッシュ+ポリッシュエッジ → 単調になりがちな白を立体的に
ベゼルダイヤモンド18石(オプションあり)

📌 注目点:「見た目はミニマル、中身はフルスペック」——これが現代J12の哲学です。

Q. なぜ“ホワイト”が特別なのか?

A. 「黒セラミックより製造難易度が高く、完成までに3倍の工程を要する」からです。

技術的課題:
白色発色には酸化ジルコニウム+特殊添加剤が必要
焼成中にわずかな不純物でも黄ばみに
研磨時に微細な傷が目立ちやすい
シャネルの対応:
専用工場で完全隔離生産
1本あたり平均120時間の手作業研磨

💡 魅力:「完璧な白=完璧なコントロール」——これはシャネル精神そのものです。

Q. 誰におすすめですか?

A. 以下の3つの条件に当てはまる方に最適です。

「ブランドロゴを見せずに、“わかる人には伝わる”時計が欲しい」と考える方
「スポーティすぎず、かっちりしすぎない、日常使いの一本を探している」方
「25周年記念モデルとして、コレクションに加えたい」と願うシャネル愛好家

このJ12 ホワイトは、“時間の中に、永遠のエレガンスを閉じ込めた”一本です。

Q. 価格と入手方法は?

国内公価:1,045,000円(税込、ノンダイヤモデル)
ダイヤモンドベゼル版:1,320,000円
入手先:
シャネル時計ブティック(銀座、大阪心斎橋、福岡天神)
正規ディーラー(大黒屋 LUCIDO、GINZA TANAKA)
要予約(人気モデルのため在庫限り)

オメガ シーマスター ダイバー 300m クロノグラフ GMT — “青黒ベゼル”で実現した、3機能一体の究極スポーツウォッチ

オメガ シーマスター ダイバー 300m クロノグラフ GMT — “青黒ベゼル”で実現した、3機能一体の究極スポーツウォッチ

「ダイバーズ+クロノグラフ+GMT=無理があるのでは?」——その疑問を払拭するのが、2025年2月に登場した「シーマスター ダイバー 300m クロノグラフ GMT」(Ref.215.32.44.51.01.001)です。世界初となる“ダイバー規格を満たすクロノグラフ GMT”として開発され、青と黒のバイカラーベゼル+至臻天文台認定 Cal.9900を搭載。果たして、オメガスーパーコピーはどのようにして“3つの複雑機能”を一本に統合し、なおかつ防水300mを実現したのか?公式情報をもとに、徹底解説します。

Q. なぜこのモデルが“画期的”とされる?

A. 「ISO 6425 ダイバーズウォッチ規格を満たす、世界初のクロノグラフ+GMT搭載モデル」だからです。

従来の課題:
クロノグラフプッシュピースは水圧で誤作動リスク
GMT針追加で視認性・操作性が低下
オメガの解決策:
ねじ込み式プッシュピース(特許取得)→ 水中でも安全
ベゼル回転でGMT調整可能(特許機構)
夜光インデックス+針を強化 → 深海でも視認性確保

💡 注目点:「機能を足すのではなく、統合する」——これがオメガのエンジニアリング哲学です。

Q. 青と黒のベゼルは何を意味する?

A. 「昼=青(活動時間)、夜=黒(休息時間)」という直感的なGMT表示を実現しています。

デザイン詳細:
アルミニウム製ベゼル:陽極酸化処理による深みのある発色
0–12時:ブルー(太陽が昇る時間帯)
12–24時:ブラック(夜間)
24時間目盛り:白文字で高コントラスト
実用性:
第二タイムゾーンの昼夜が一目で判別可能
時差計算ミスを大幅に低減

📌 注目点:「旅行者だけでなく、国際ビジネスパーソンの日常使いにも最適」な設計です。

Q. 機械的性能は?

A. 至臻天文台認定 自動巻き Cal.9900 を搭載し、信頼性・精度・多機能を三位一体で実現。

主な仕様:
振動数:28,800 vph(4Hz)
動力貯蔵:60時間
精度:日差0/+5秒以内(METAS基準)
技術的特徴:
シリコン製ヒゲゼンマイ → 耐磁性15,000ガウス以上
独立調整GMT針:時針を止めずに第二タイムゾーンのみ変更可能
クロノグラフ:1/4秒計測、30分積算
防水:300m(ISO 6425認証)

💡 魅力:「ロレックス GMTマスターII+サブマリーナ+デイトナの機能を、1本で提供」——これがシーマスターの真骨頂です。

Q. デザインと装着性のバランスは?

ケース:
43.5mm径 × 16.5mm厚 → 大ぶりだが、ラグカーブでフィット感◎
ステンレススティール+セラミックベゼル
ダイヤル:
波模様プレス加工(シーマスター伝統)
ブルー針+白夜光 → 高視認性
ブレスレット:
ステンレス製(T6微調整機構付き)
ラバーストラップも選択可能

📌 注目点:「機能満載でも、見た目は洗練されたスポーツウォッチ」——派手すぎず、地味すぎない絶妙なバランス。

Q. 誰におすすめですか?

A. 以下の3つの条件に当てはまる方に最適です。

「旅行・ビジネストリップが多いが、時計は1本しか持ちたくない」と考える実用派
「オメガ好きで、海馬300mの進化形を探している」コレクター
「ロレックスやIWCより個性的で、技術的に先進的なモデルが欲しい」と願う方

このシーマスター ダイバー 300m クロノグラフ GMTは、
“現代人の複雑なライフスタイルに応える、唯一無二のツールウォッチ”です。

Q. 価格と入手方法は?

国内公価:1,320,000円(税込)
実勢価格:120~128万円前後(百貨店ポイント還元含む)
入手先:
オメガ公式ブティック(銀座、大阪、名古屋など)
大手百貨店(伊勢丹、高島屋)
正規オンラインストア(オメガ公式サイト、楽天LUXURY)

なぜオリス ProPilot X 400 は“動力不足”の不安を解消できるのか?2026年最新解説

なぜオリス ProPilot X 400 は“動力不足”の不安を解消できるのか?2026年最新解説

「自動巻き時計の動力が2日で切れる——そんな不安を抱える人は多い。
本当に“安心して使える”長動力モデルはあるのか?」

答えは、2026年現在、オリススーパーコピー時計が提供する『ProPilot X 400』だ。

120時間(5日間)のパワーリザーブ、軽量チタンケース、自社開発ムーブメント、10年保証——
この一本で、“動力不安”という現代の悩みを根本から解決できる。

■ なぜ“5日間動力”が特別なのか?

- 従来の自動巻き:多くが40~50時間(約2日)で停止
- 問題点:週末に外すと、月曜には止まっている
- オリスの解決策:
- Cal. 400:2つの発条樽(バネ)を直列接続
- 低摩擦設計+シリコン製ヒゲゼンマイ(抗磁性・耐摩耗性)
- 結果:120時間(5日)の安定稼働

💬 「これは“長く動く”だけでなく、“毎日着けなくても大丈夫”という自由を与える」

■ 2026年注目のポイント

① 超軽量チタン製ボディ
- 重量:98g(ステンレス比で約40%軽量)
- 装着感:一日中着けても疲れない
- 素材:グレーチタン(表面硬化処理で傷に強い)

② 徹底した実用主義デザイン
- 表盤:ブルー(夜光付き)
- サイズ:39mm × 11.8mm(男女問わず着用可能)
- 防水:100m(日常・雨天・水仕事に対応)

③ 10年保証+10年ごとのメンテナンス推奨
- 業界平均(2~5年保証)を大きく上回る
- 信頼性への自信の表れ

■ 自社開発ムーブメント Cal. 400 の革新性

- 直径:30mm(大型で安定性◎)
- 振動数:28,800 vph(精度重視)
- 宝石数:21石
- 抗磁性:2,250ガウス(スマホ・PC環境でも安心)
- 透け裏仕様:機械美を楽しめる

💡 注目ポイント:
同価格帯(約35万円)で、自社開発・120時間動力・10年保証を備えるモデルは他に存在しない。

■ 編集部コメント:動力不安は“性能不足”ではなく“設計思想の差”

「多くのブランドが“複雑機構”や“高振動”を競う中、
オリスは“日常で本当に必要なもの”に焦点を当てた。

ProPilot X 400 は、
派手さはないが、毎日を支える確かなパートナーだ。

2026年、“動力が持つ安心感”こそ、真のラグジュアリーかもしれない。」

なぜ建築が時計デザインの源流となるのか?2026年、注目の5モデルで解説

なぜ建築が時計デザインの源流となるのか?2026年、注目の5モデルで解説

「建築とスーパーコピー時計——一見無関係なこの二つが、なぜ多くの高級ブランドで融合しているのか?」

その答えは、“空間の縮小”と“時間の可視化”という共通哲学にある。

2026年現在、ブルガリ・上海表・ルイ・ヴィトン・ミドーが、
建築の構造・光・歴史を腕時計に凝縮し、
単なる装飾ではなく、“着ける建築”として再定義している。

■ ① ブルガリ オクト フィニッシモ ウルトラ —— 古ローマの八角形を現代に

- インスピレーション:ローマ・マクセンティウス・コンスタンティヌス・バシリカ(308年)の八角形穹頂
- 特徴:
- 40mm × 1.8mm(世界最薄機械式時計)
- 八角形ケース+チタン製(軽量かつ剛性)
- 表盤に建築線画をレーザー彫刻
- 哲学:「力と美のバランス」を、1.8mmの厚さに閉じ込めた

💬 「これは“薄い”だけでなく、“古代の空間感覚を現代技術で再現した”作品だ」

■ ② 上海表 モダン・ジンヤオ —— 外灘の摩天楼を腕元に

- インスピレーション:上海外灘の江海関大樓(十二角星鐘楼)と光明大厦(ガラス穹頂)
- モデル:
- S2301.1656.064.00:緑色3D立体表盤に十二角星浮彫
- 22MT-A-SL70-WWWH-DD:真珠母貝表盤でガラス穹頂の光を再現
- 意義:中国近代建築の記憶を、国産ブランドが守る

💬 「上海表は、“都市の記憶”を時計に昇華させた」

■ ③ ルイ・ヴィトン タンブール ムーン トゥールビヨン —— フランク・ゲーリーの流動建築

- デザイナー:フランク・ゲーリー(建築家/LV財団美術館設計者)
- インスピレーション:ソウル・ルイ・ヴィトン旗艦店の曲面金属ファサード
- 特徴:
- 完全透明サファイアケース(厚さ11.2mm)
- 250時間かけて削り出した透明表盤
- LFT MM05.01 トゥールビヨンムーブメント(ジュネーヴ・ホールマーク取得)
- コンセプト:「建築の軽やかさを、透明性で表現」

■ ④ ミドー バーゼル ミュージアム —— グッゲンハイム美術館の曲線

- モデル:M034.408.16.261.00
- インスピレーション:ニューヨーク・グッゲンハイム美術館(フランク・ロイド・ライト設計)
- 特徴:
- ドーム型サファイアクリスタルが美術館の螺旋構造を再現
- 表圏内側に“INSPIRED BY ARCHITECTURE”刻印
- 哲学:「建築は見るものではなく、体験するもの——それを時計で実現」

■ ⑤ ミドー ローマ闘技場 —— 2000年の石造建築を現代に

- モデル:M8340.4.B3.11(2022年発売)
- インスピレーション:コロッセオ(ローマ闘技場)
- 特徴:
- 煙灰色噴砂ダイヤル=古びた石壁
- アーチ型インデックス=競技場のアーケード
- 裏蓋にコロッセオのエングレーヴ
- 意義:「時間を刻むとは、歴史を継ぐこと」

■ 編集部コメント:建築×時計は“縮小”ではなく“変換”だ

「これらの時計は、建築を“小さくした”のではない。
空間の精神・光の動き・構造の論理を、“時間の器”に変換したのだ。

2026年、我々が求めるのは“機能”だけではない。
**手首に触れるたび、千年の知恵や都市の記憶を感じられる——
そんな“文化的アクセサリー”こそ、真のラグジュアリー**なのだろう。」

【“オメガ×スウォッチ×スヌーピー”新作】全5種、2025年に発売されたモデルを一挙紹介

2022年に発売されて以来、世界的な人気を得ている“オメガ”と“スウォッチ”による“ムーンスウォッチ”コレクション。

その最新モデルとして、“MISSION TO EARTHPHASE – MOONSHINE GOLD(ミッション トゥー アースフェイズ-ムーンシャインゴールド)”の新作が、本日、2025年12月5日に発売される。

【最新作“ミッション トゥー アースフェイズ-ムーンシャインゴールド(SO33W701L)”】
ウオッチライフニュースではすでに、12月の“コールドムーン”にインスパイアされた最新モデルを紹介しているのだが、今回は新作の“ミッション トゥー アースフェイズ-ムーンシャインゴールド(SO33W701L)”を含めて、2025年に発売された“ムーンスウォッチ”スーパーコピー 代引きコレクションを改めて整理してみた。

SO33W701L
■Ref. SO33W701L。バイオセラミック(42mm径)。3気圧防水。クォーツ。5万7200円(2025年12月5日から2026年3月20日までの期間限定発売)

BIOCERAMIC MOONSWATCH(バイオセラミック ムーンスウォッチ)
ミッション トゥー アースフェイズ-ムーンシャインゴールド(SO33W701L)
2025年12月の“コールドムーン”にインスパイアされた最新モデル。発売日の12月5日は“コールドムーン”の日にあたり、本作は2026年3月20日までの期間限定発売となる。

最大の特徴は、特徴は、ムーンフェイズ表示にレーザー加工でユニークな雪の結晶のデザインが施されている点だ。満月のうちのひとつは、満月のクレーターの模様のひとつが、スヌーピーが訪れたらしい痕跡になっているアイコンのデザインを採用。

もう一つの満月の面にはレーザー加工でユニークな雪の結晶のデザイン(雪の結晶は写真のデザインのほかにも複数のバリエーションが用意されている)が施されている。

【画像】本日、12月5日から発売開始、オメガ×スウォッチ新作モデルを別アングルで見る
もちろん、既存の“ミッション トゥー アースフェイズ-ムーンシャインゴールド”と同様に、2時と3時位置の間に“オメガ”独自のムーンシャイン ゴールドを施したムーンフェイズ機構、10時と11時位置の間にアースフェイズ機構、9時位置にスヌーピーワールドのイラストを配置。

SO33W701L_moonphase

アースフェイズの下、9時位置にはスヌーピーと親友のウッドストック月面から地球を眺めているイラストがデザインされ、UVライトに当たったときにだけ、隠しフレーズが浮かび上がる。

本作は、2025年12月5日から2026年3月20日までの期間限定発売で、2025年12月5日の翌日からは、スイスで雪が降っている時だけの販売となる(販売される日がわかる雪予報はスウォッチの公式HPにて確認可能)。世界中の厳選されたSwatchストアで対面販売(一人につき1店舗1本)にて購入可能だ。

【2025年に発売された“ムーンスウォッチ”4種】
2025年も何かと話題を集めた“ムーンスウォッチ”コレクション。3月1日(土)に発売された“MOONSWATCH 1965”を皮切りに、ピンク色のデザインがインパクト抜群の“ミッション トゥー ザ ピンク ムーンフェイズ”、2025年の“スタージョンムーン(チョウザメ月)”をモチーフにした“ミッション トゥー アースフェイズ-ムーンシャインゴールド(SO33N701L)”など、所有欲をくすぐられるモデルが展開された。

MOONSWATCH1965
■Ref.SO33M10。バイオセラミック(42mm径)。3気圧防水。クォーツ。4万700円(非限定のレギュラーモデル)

BIOCERAMIC MOONSWATCH(バイオセラミック ムーンスウォッチ)
ムーンスウォッチ 1965
“ムーンスウォッチ 1965”は、3月1日(土)より発売が開始された非限定のレギュラーモデル。60年前にNASAでテストされた“スピードマスター(1964年のST105.003)”の視覚的特徴を再現したモデルだ。

当時使用されていたOMEGAのロゴ(ストラップとクラウンにもあしらわれている)、針、そして書体はすべて、オリジナルモデルのスタイルを反映し、現代的なバージョンに魅力的なヴィンテージ効果を加えている。

MoonSwatch
■Ref. SO33P700。バイオセラミック(42mm径)。3気圧防水。クォーツ。4万6200円(2025年4月1日に限定発売)

BIOCERAMIC MOONSWATCH(バイオセラミック ムーンスウォッチ)
ミッション トゥー ザ ピンク ムーンフェイズ
2025年4月1日より発売された期間限定モデル。年に一度、4月に姿を現すマイクロムーン“ピンクムーン”をモチーフにしており、明るく輝いたピンクの色調で構成されている。

印象的なのが、2時位置のムーンフェイズインジケーターだ。月の塵を思わせる独特の粒状の加工で“月面”の質感を演出しており、デジタルプリントで作られクレーターによって立体感を強調した二つのムーンディスクにより、地球の北半球と南半球から見た月を同時に表示。

スーパールミノバコーティングによって暗闇でピンク色に輝きを放つ。UV ライトが当たると、ムーンフェイズマスクに秘密のディテール(PINK MOONの文字!)が現われるのも月の神秘性を感じさせる。

SO33N701L
■Ref.SO33N701L。バイオセラミック(42mm径)。3気圧防水。クォーツ。5万7200円(2025年8月9日に限定発売)

BIOCERAMIC MOONSWATCH(バイオセラミック ムーンスウォッチ)
ミッション トゥー アースフェイズ-ムーンシャインゴールド(SO33N701L)
2025年の“スタージョンムーン(チョウザメ月)”にあたり、8月9日に1日だけ発売された限定モデル。2024年に発表されたアースフェイズ機構と、“オメガ”独自のムーンシャイン ゴールドをあしらったムーンフェイズ機構を搭載しており、10時と11時位置の間にあるアースフェイズ表示は、月から見た地球の満ち欠けを示しており、地球から見える満ち欠けとは逆の動きを見せる。

2時と3時位置の間にあるムーンフェイズ表示は、同作が発売される8月の満月“スタージョンムーン(チョウザメ月)”にインスパイアされたデザインで、二つの輝く満月を配置。

ひとつは“Snoopy”の世界観を反映したコミックスタイルのデザイン、もうひとつはスタージョン漁の網のような模様があしらわれたデザインとなっている。アースフェイズ表示の下に描かれた、NASA非公式マスコットであるスヌーピーと親友のウッドストックも注目のポイントだ。

SO33N702L
■Ref.SO33N702L。バイオセラミック(42mm径)。3気圧防水。クォーツ。5万7200円(2025年9月8日に限定発売)

BIOCERAMIC MOONSWATCH(バイオセラミック ムーンスウォッチ)
ミッション トゥー アースフェイズ-ムーンシャインゴールド(SO33N702L)
9月の満月“ハーベストムーン(コーンムーン)”のオマージュして、9月8日(月)に限定発売されたモデル。アースフェイズ機構、ムーンフェイズ機構を搭載し、9時位置にスヌーピーワールドのイラストが配されているのは既存モデルと同じだが、ムーンフェイズ表示が一味違う。

満月のうちのひとつに、クラシックなポップコーンのイラストと、金色に輝くトウモロコシの粒をイメージしたパターンが施されている。この特別なデザインには、“想像力は、ポップコーンの粒のように、条件さえ整えば弾け飛び、素晴らしいものになる”という意味も込められているそうだ。

SO33N704L
■Ref. SO33N704L。バイオセラミック(42mm径)。3気圧防水。クォーツ。5万7200円(2025年11月5日から11月20日まで期間限定発売)

BIOCERAMIC MOONSWATCH(バイオセラミック ムーンスウォッチ)
ミッション トゥー アースフェイズ-ムーンシャインゴールド(SO33N704L)
満月を讃えるシリーズ、“MISSION TO EARTHPHASE- MOONSHINE GOLD”の4作目。2025年11月5日のビーバームーンから新月の11月20日まで、期間限定で発売された。

ネイティブアメリカンの伝統に由来する11月の月、“ビーバームーン”にインスパイアされたデザインが採用されており、ビーバーに一部をかじりとられたかのような、ユニークで遊び心のある“満月”がムーンフェイズ表示に採用。

2時と3時位置の間にあるムーンフェイズ表示は、11月の満月“ビーバームーン”にインスパイアされたもので、ビーバーに一部をかじりとられたかのようなデザインに仕上げられた。歯型の付いた“満月”が印象的だ。

イタリアの高級スポーツカーブランド“マセラティ(Maserati)”が、2025年秋冬の新作ウオッチを発表した。

本作は、時間とスピードを新しい視点で捉え直すことをテーマに、薄型ムーヴメントを採用したことでフォルムを大きく刷新。スポーツカーの世界観を手元で体現するコレクションだ。

“Velocità Slim(ベロチタスリム)”は複数モデルをラインナップ。スーパーコピー 時計体的な文字盤の中心ではマセラティの象徴であるトライデントを配すほか、美し造形のスクリュー式リューズや裏ブタにも注目だ。

まず、クロノグラフモデルは、日本製クォーツムーヴメントを搭載。ケースは41mmサイズ、厚さは9.9mm。販売価格は、5万2800円となる。そして、7.8mmという薄型設計が際立つ3針モデルは、40mmケースを採用。4万700円で登場。いずれも5気圧防水機能となる。

そして、40mmの自動巻きモデルは日本製ムーヴメント“MIYOTA 9015”を搭載。10気圧防水機能も備える。販売価格は、9万5700円だ。

MASERATI(マセラティ)VELOCITÀ SLIM COLLECTION
■Ref.R8821124002。SS(42mm径)。10気圧防水。自動巻き(Cal.MTV. M82S0)。6万4900円

MASERATI(マセラティ)
Sorpasso Collection
温かみのあるオールブラウンの世界観がテーマの“Sorpasso Collection”。オープンハートの自動巻きモデルでは、ムーヴメントの鼓動を見せる構成が魅力で、ステンレススチールケースとブラウンレザーベルトの組み合わせが落ち着いた印象だ。

日本製自動巻きムーヴメント“MTV. M82S0”を搭載した42mmモデルは、販売価格6万4900円。そして、クォーツ仕様の3針モデルは3万3000円。いずれも10気圧防水機能を備え、日常での使い勝手の良さも期待できる。

MASERATI(マセラティ)
Special Packs
最後に紹介するのは、時計とブレスレットを組み合わせた“Special Packs”。43mmの“Competizione”はブルーカラーの文字盤とシルバーブレスレットにブルーアクセントのブレスレットを組み合わせる。販売価格は、4万9500円。

ブラックアクセントのブレスレットをセットにした特別仕様の42mmクロノグラフの“Successo”もお目見え。こちらの販売価格は4万4000円だ。

いずれもステンレススチールケースとミネラルクリスタル風防を採用し、マルチファンクションやクロノグラフの実用性を備えつつ、ギフトにも適したパッケージで展開される。

パテック フィリップ初となるパイロット・スタイルのトラベルタイム・クロノグラフが登場。

パテック フィリップ初となるパイロット・スタイルのトラベルタイム・クロノグラフが登場。

パテック フィリップの新作、パイロット・トラベルタイム・クロノグラフ Ref.5924Gは、ブランド初となるフライバッククロノグラフを搭載したパイロットウォッチコレクションに加わるクロノグラフだ。

Patek Pilot Travel Time Chronograph watch
パテック フィリップスーパーコピー 代引き優良サイト直径42mm、厚み13.05mm、30m防水のホワイトゴールド製ケースに、サンバーストブルーグレーと、ミリタリーテイストのラッカー仕上げのカーキグリーンの2種類のダイヤルバリエーションが展開され、それぞれダイヤルカラーにマッチしたカーフレザーストラップを装着。また、いずれも夜光を塗布したゴールドのアプライドインデックスを採用している。

Patek Pilot Travel Time Chronograph watch
 ケースの内部に収められたCal.CH 28-520 C FUSは、60分積算計、スケルトンソード針が指すふたつのタイムゾーン、ローカルタイムゾーンを表示するデイ/ナイト表示を備えたフライバッククロノグラフムーブメントである。価格はそれぞれ1017万5000円(税込)だ。

Patek Pilot Travel Time Chronograph watch
我々の考え
審美面においても、大きな安心感を与えてくれるモデルだ。私の目には、初代のクロノグラフスタイルのプッシャーが、少しオーバーサイズで威圧的に映っていた。しかし、パテックが呼び起こそうとした1930年代のパイロットウォッチの美学にマッチしていたのだ。たとえ、そのスタイルがパテックのほかのラインナップからかなり外れているように見えたとしても、である。より伝統的なケースレイアウトとクロノグラフの搭載は、この時計が本来あるべき姿に立ち返ったように感じられる。

Patek Pilot Travel Time Chronograph watch
Patek Pilot Travel Time Chronograph watch
Patek Pilot Travel Time Chronograph watch
 私のいちばんの疑問は、新しいトラベルタイムの使い勝手だ。ノーチラスやアクアノートのトラベルタイム機能は、より繊細なプッシャーを通じて操作するが、新しいパイロット・トラベルタイム・クロノグラフのプッシュボタンは、少し大きいとはいえ、このブランドのカレンダーウォッチに見られるようなケースにはめ込まれた形状となっているからだ。

 トラベルタイムを設定するためにプッシュピンを取り出さなければならないのはゴメンだ。第2タイムゾーンの設定方法としてエレガントでもないし、スムーズな解決とは言えないからだ。ハンズオン記事では、そのあたりを確認してみたい。

基本情報
ブランド:パテックフィリップ(Patek Philippe)
モデル:パイロット・トラベルタイム・クロノグラフ(Pilot Travel Time Chronograph)
リファレンス:5924G

直径:42mm
厚み:13.05mm
ケース素材:WG
ダイヤルカラー:サンバーストブルーグレー、ラッカーカーキグリーン
インデックス:WG製アプライドマーカー
夜光:あり
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット:ダイヤルカラーに合わせたカーフレザーストラップ

Patek Pilot Travel Time Chronograph watch movement
ムーブメント情報
キャリバー:CH 28-520 C FUS
機能:時、分、秒表示、日付表示、デイ/ナイト表示、フライバッククロノグラフ(60分積算計)、トラベルタイム機能
直径:31mm
厚み:6.95mm
パワーリザーブ:最小45時間、最大55時間
巻き上げ方式:自動巻き
振動数:2万8800振動/時
石数:34
その他の仕様:サファイアクリスタルのシースルーバック

価格 & 発売時期
価格:1017万5000円(税込)
発売時期:発売中
限定モデル:通常生産モデル

カルティエは春の装いにぴったりな新色ダイヤルが登場。

カルティエは春の装いにぴったりな新色ダイヤルが登場。

カルティエは、サントス ドゥ カルティエの広範なラインナップに、いずれもステンレススティール、グリーンダイヤルの仕様のMMサイズのサントス ドゥ カルティエ(ノンデイト)とLMサイズのサントス ドゥ カルティエ(デイト表示あり)を追加した。また、このリリースにつじつまを合わせるかのようにして、昨年発売されたLMサイズのブルーダイヤルモデルにもMMサイズが追加された。

カルティエスーパーコピー 代引き専門店サントス ドゥ カルティエは、1978年当時のSS製ラグジュアリースポーツウォッチのトレンドに対して打ち出したメゾンの回答だった。近年、このスポーティウォッチジャンルの人気が非常に高まったことを背景に、カルティエが2018年にサントス ドゥ カルティエを再登場させたことは、市場から歓迎され受け入れられた。このカルティエの歴史的なモデルの洗練されたモダンな外観は、5年前の発売以来、ブルーダイヤル、ADLCコーティング、クロノグラフ、スケルトンダイヤル、ダイヤモンドセッティングされたバリエーションなど、数多くの改良が施されてきた。そして今回、ここにグリーンモデルが仲間入りしたのだ!

Cartier Santos Large Model
Antoine Pividori © Cartier

 この面々のスペックは、昨年に発売されたサントス ドゥ カルティエの現代モデルと同一だ。ケースサイズは、MMモデルが41.9mm(ラグからラグの縦幅)×35.1mm(側面からリューズまでの横幅)、LMモデルが47.5mm × 39.8mmだ。手首にしっくりと馴染む、人間工学に基づいたエレガントな曲線を描くフォルムが特徴と言える。ラグのラインはブレスレット、そしてリューズガードへと流れるような、柔らかな感触と呼応している。この時計にはシャープなエッジがなく、丸みを帯びていることに一種の矜持を持つスクウェアウォッチなのだ。

 これらのスティールモデルは、ポリッシュ仕上げとサテン仕上げが織りなし、ベゼルは傷つきやすい厄介なポリッシュ仕上げだ。ブレスレットは、各リンクの両側に2つのネジがアクセントとして加えられ、“C”が重なるカルティエのロゴが刻印されたバタフライクラスプに向かって、わずかにテーパード(傾斜)している。この曲線のデザインは、ブレスレットをより一体的に見せる効果を生んでいる。この時計にはアリゲーターレザーのブレスレットも付属しており、カルティエ独自のクイックスイッチシステムによって簡単に交換することが可能だ。

 サントスということで、もちろんベゼル上に8本の露出したネジ、文字盤上のローマ数字やレイルウェイ ミニッツトラック、そしてカルティエのクラシックな剣型針、ファセットサファイアカボションをセットした7角形のリューズもそのままだ。新色のメタリックなグラジュエートグリーンのダイヤルは、すべての部品が薄い着色ラッカーでコーティングされているため、ダイヤル全面から輝きを放つ。それはまさに“ミッドナイトグリーン(またはブルー)”の深遠さとも表現できるだろう。

我々の考え
Santos de Cartier Medium Model
Antoine Pividori © Cartier

 私の好きなものの多くは、濃いメタリック(っぽい)グリーンだ:ペリエのボトル、クリスマスのクオリティー・ストリート(Quality Street)のチョコレート・ボンボンの詰め合わせボックスのグリーンの三角形、エメラルド、ハイダー・アッカーマンの2012春夏コレクションのLook.13のパンツ、高校時代の親友のミニクーパーなどだ。挙げるだけでも楽しくなるリストだ。そして今、私はこのサントスが、私の頭の中を占有する、非常に格調高いグリーンカラーの引き出しの収納物のひとつになることを望んでいる。

 カルティエファンである私でさえ、このブランドがグリーンダイヤルのトレンドに乗り遅れていることは認めざるを得ない。しかし、これはファッショナブルな遅刻とでも言おう。これがカルティエ流のシックなのだ! グリーンダイヤルの時計に対するニーズは、すぐにはなくならないと確信しているし、もし流行のダイヤルカラーを追い求めるのであれば、目まぐるしく変化するRTW(プレタポルテ)のファッションサイクルの一部に飛び込んだと仮定しよう。現時点で、私たちはグリーンダイヤルブームから少なくとも8シーズンは経過しているはずであり、つまり、結局は新しいトレンドの繰り返しということなのだ。

基本情報
ブランド:カルティエ
モデル:サントス ドゥ カルティエ

直径:41.9 × 35.1mm(MM)、47.5 × 39.8mm(LM)
厚み:8.83mm(MM)、9.38mm(LM)
ケース素材:ステンレススティール
ダイヤルカラー:グリーン、ブルー
インデックス:アプライドインデックス
夜光:あり(針、アワーマーカー)
防水性能:10気圧(約100m/300フィート)
ストラップ/ブレスレット:グリーンとブルーのダイヤルともに、クイックスイッチシステムを備えたスティール製ブレスレットが付属。グリーンダイヤルには、交換可能なスティール製フォールディングバックルを備えたグリーンのアリゲーターストラップが付属、ブルーダイヤルには、交換可能なスティール製フォールディングバックルを備えたブルーのアリゲーターストラップが付属。

ムーブメント情報
キャリバー:1847 MC
機能:時、分、秒(MM)。時、分、秒、デイト表示(LM)
直径:25.6mm
厚み:3.7mm
パワーリザーブ:40時間
巻き上げ方式:自動巻き
振動数:4Hz(2万8800振動/時)
石数:23石

価格&発売時期
価格:MM 102万9600円、LM 112万2000円(すべて税込予価)
発売時期:今夏予定
限定モデル:通常生産モデル

カルティエの最も大胆なサントス デュモン(それにラッカー装飾も復活)。

カルティエが3種のメタルケースを纏うサントス デュモン スケルトン ウォッチを発表。

ここ十数年、カルティエは注目を集めるスケルトンウォッチのリリースを恒例としている。それは2009年のサントス 100に始まり、今年に関しては、カルティエは3種類のメタルケースを使用したサントス デュモン スケルトン ウォッチを発表した。

スケルトン仕様のサントス デュモンの3モデルは、カルティエスーパーコピー代引き激安の新型ムーブメントであるCal.9629 MCを搭載している。212点の部品からなるマイクロローター式ムーブメントは、カルティエがラ・ショード・フォンの自社工場で2年かけて開発したとされる。

新しいサントス デュモン スケルトン ウォッチの目玉は、150本限定のYGモデルだ。ケースとベゼルには2022年のサントス デュモン限定モデルのようにブルーラッカー装飾が施されている。このほか、カルティエはPGとSS製のサントス デュモンも発表している。

 ムーブメントはともかく、スケルトン仕様のサントス デュモンはお馴染みの存在だ:ケースサイズは31mm、厚さ8mm(カルティエ用語では“ラージ”)、ベゼルにはネジが露出し、各モデルにはカルティエの定番であるブルーカボション付きのリューズとブルースティール針が使用されている。

Cartier Santos-dumont skeleton yellow gold 2023
ラッカーでドレスアップしたYGケース、シリアルナンバー入り150本限定のサントス デュモン。Maud Rémy Lonvis © Cartier

 カルティエのCal.9629 MCは、美しい仕上げが施された自動巻きムーブメントである。最も目立つのは8時位置のマイクロローターで、飛行家アルベルト・サントス=デュモン自身がデザインした軽量飛行機“ラ ドゥモワゼル(La Demoiselle)”を象っている(彼はルイ・カルティエと昵懇の仲であったため、カルティエは彼のためにサントス デュモン ウォッチをデザインした)。 小さなロマンを逃すまいと、この小さな飛行機は地球を飛び越えるのだ。

我々の考え
Cartier Santos-dumont skeleton watches
サントス デュモン SSモデルの拡大画像。Antoine Pividori © Cartier

 2009年以来、カルティエはムーブメントのスケルトン仕様をゼロから設計しており、それが今回のリリースに結実した。カルティエがサントス デュモンを2019年に素敵なエントリーレベルのクォーツウォッチとして再登場させただけであることを思い出して欲しい。

 それから4年後、私たちはスケルトン化されたマイクロローターのサントス デュモンを目にすることになる。私たちは皆、長い道のりを歩んできたわけだ。ラッカー装飾が施されたYGモデルは、その限定数から昨年のトリオのようにインターネット上の時計コミュニティを炎上させることはないだろうが、ブルーとゴールドの組み合わせは実に相性がいい(私はNBAインディアナ・ペイサーズの黄色と青のキットを着てニックスを苦しめるレジー・ミラーを見て育ったが、我がゴールデンステート、ノートルダム、ロサンゼルス・ラムズをはじめ多くのファンが肯首してくれることだろう)。確かに、地球を飛び回る小さな飛行機の模型(マイクロローター)はなくてもよかったかもしれないが、これがカルティエなのだ。歴史的な物語を現代のブランドに盛り込む場合、ときには失敗もする。

 カルティエはスケルトンウォッチを作るたびに、少しずつ変化している。キャリバーは、カルティエのアイコニックなケースシェイプにちょうど収まるような構造となっている。タンク アシメトリックはクロシュともタンク シノワーズとも異なり、2022年のマス ミステリユーズのようなものとも異なる。確かに、これは方程式なのだ。しかし、魔法は仕上げの中に潜むのである。

 ところで、今年のカルティエのスケルトンモデルは、本作だけではない。今年の複雑機構を積んだカルティエのスケルトンモデルには、ミニッツリピーター、フライングトゥールビヨン、永久カレンダーを搭載したポケットウォッチがある。しかも、サイズはわずか56mm。こんな美しいモダンな懐中時計を見ると、削ぎ落とされたサントス デュモンのよさがより一層引き立つようだ。

cartier skeleton pocket watch 2023
Antoine Pividori © Cartier

基本情報
ブランド:カルティエ
モデル:サントス デュモン

直径:43.5 ×31.4mm
厚み:8mm
ケース素材:YG × ブルーラッカーベゼル(限定モデル)、SS、PG
インデックス:ローマ数字
防水性能:日常生活防水
ストラップ/ブレスレット:ブルー&ダークブルーアリゲーター(YG)、ブルー&グレーアリゲーター(スティール)、ボルドー&ブラウンアリゲーター(PG)

Cartier Santos-dumont skeleton
キャリバー9629MCの分解図。Maud Rémy Lonvis © Cartier

ムーブメント情報
キャリバー:Cal.9629 MC
機能:スケルトン仕様
直径:23.2mm
厚み:4.4mm
パワーリザーブ:約44時間
振動数:2万5200振動/時
巻き上げ方式:自動巻き
その他の仕様:マイクロローターを含め部品点数212

価格&発売時期
価格:PG 587万4000円、YG 605万8800円、SS 451万4400円(すべて税込予価)
発売時期:今秋予定
限定モデル:YGモデルはシリアルナンバー入り150本限定、スティールとPGモデルは通常生産

ブレゲ タイプXXコレクションの忘れられた名作の数々。

ラグジュアリークロノグラフのカテゴリーには、スピードマスター、デイトナ、ポルトギーゼ、エル・プリメロ、ビッグバン、ナビタイマーなどが割拠している。この分野は非常に競争が激しいため、クロノグラフ製造の歴史で大ヒットを飛ばした大物ブランドでもあっても、愛好家の想像のなかで忘れ去られてしまうのも無理はない。

 それこそまさに、ブレゲのタイプXX(およびXXI、XXII)が過去10年間に経験したことと符合する。スイスの時計メーカーであるブレゲは、1990年代半ばに20世紀で最も有名なパイロットクロノグラフを復活させて以降製造を続けるなど、21世紀のクロノグラフレースにいち早く参入した。しかし、どういうわけかタイプXX系は、90年代後半に時計コレクターの熱狂的な支持を得た当初と同じ熱量を維持するのに苦戦を強いられている。

Breguet Type XXI and XX
ジャック(・フォースター)は2015年にブレゲのタイプXXファミリーの優れた略史を執筆している。

ブレゲスーパーコピー代引き優良サイトタイプXX/XXI/XXIIシリーズは私を魅了してやまない。歴史も申し分なく、時計自体も美しい。しかしもっと重要なのは、ブレゲが製造するほかのどのモデルとも似ていないということだ。スポーティなマリーンでさえ、まったく異なる雰囲気を持っている。だからこそ、最近タイプXXの新作があまり話題にならないことはとても残念に感じている。

 2021年に発表されたばかりのカラフルなタイプXXIのペアや、2年に1度開催されるOnly Watchチャリティーオークションで絶賛されたユニークピース(この記事とこの記事を参照)など、散発的なアップデートはあるにはあった。しかし、2010年にタイプXXIIがデビューして以来、このコレクションはブレゲから後回しにされてきた感が拭えない。

Breguet Only Watch
Only Watch 2019のために製作されたブレゲ タイプ20のユニークピース。

 1990年代半ばに復活を遂げてからのタイプXX/XXIの進化をざっと振り返ってみたい。もしかすると、このコレクションがこれまで歩んできた道、そしてこれから向かうべき道の手がかかりになるかもしれない。

 今回は、ブレゲが製造したタイプXX、XXI、XXIIのモダン/コンテンポラリーのパイロットウォッチに焦点を当てるため、タイプ20の軍仕様の歴史や、航空業界におけるブレゲの歴史について深く掘り下げないことは承知いただきたい。それらについては、ジャックが2015年の記事でひととおり網羅しているので、航空界におけるブレゲの歴史的な位置付けや、ヴィンテージのタイプ20腕時計の影響力についてご存じない方は、この記事を一読されることをおすすめする。

Breguet Type XXI
腕に装着された現行(執筆当時)のブレゲ タイプXXI。

 歴史についてそのすべてを深掘りすることはしないが、ブレゲが1990年代半ば以降に製造したさまざまなリファレンスについて解説する前に、あらかじめ整理しておくべきことがいくつかある。

ブレゲ タイプXX/XXI/XXII 早見表
アラビア数字で判別可能の“タイプ20”とは、1950年代にフランス軍が、パイロットが飛行中に着用するフライバッククロノグラフをフランスとスイスのトップクラスの時計メーカーから製造するよう暫定契約した際に提供されたオリジナルの仕様書を指すことが一般的だ。仕様書の原本は紛失し、現在も見つかっていない。しかしタイプ20とは、ブレゲの名がダイヤルに刻印されたオリジナルのミルスペッククロノグラフだけでなく、タイプ20の要求仕様に応えたエイラン、ドダーヌ、ヴィクサ、アウリコスタ、マセイ・ティソといったほかの時計メーカーの製品も指すと一般に理解される(後者は実際にブレゲやほかの時計メーカーのために時計を製造していた)。

 一方、タイプXXという名称は、タイプ20のデザイン言語を市販品向けにアレンジしたものだけを指す。1995年に復活を遂げて以来、ブレゲがパイロットクロノグラフの旗印の下に製造してきた時計の99%が、これに含まれる。

Vintage Breguet
数年前にフィリップスで落札されたブレゲのヴィンテージパイロットウォッチのセレクション。

 ブレゲが1970年代にオリジナルのタイプXXI腕時計を製造していたことも注目に値するが、現行のタイプXXIとはほとんど関係がない。私が知る限り、最初のXXIIは2010年に製造されたものである。

 オリジナルの仕様書によると、現代のタイプXXとタイプXXIはすべてフライバッククロノグラフで、文字盤には通常、フランス語で“レトゥール・アン・ヴォル”、つまり“fly back(フライバック)”と表記される。現在ブレゲがコレクションで採用しているクロノグラフムーブメントは、もともと1992年にブレゲが買収したレマニア社によって開発されたものである。

 さて、タイプXX、XXI、XXIIの各コレクションを分ける固有の違いだけでなく、その背景を最低限理解するのに十分な歴史のレッスンは以上だ。それでは、ブレゲのアヴィエーション(航空機)にインスパイアされたクロノグラフがどのように進化し、現在の地位を築いたかをより理解するために、振り出しに戻ろう。

新たなスタート(1995年~1998年)
現在に至るタイプXXは、1995年にバーレーンを拠点とするオルタナティブ投資会社インベストコープの傘下にあったブレゲがリリースしたタイプXX Ref.3800である。これがタイプXXの第3世代の始まりであり、今日存在するコレクション全体のバックボーンであると多くの人が考えている。

Breguet Type XX 3800
ブレゲ タイプXX Ref.3800。Image, Phillips

タイプXX Ref.3800は、オリジナルのタイプXXのデザイン言語を進化させたモデルだ。ブレゲはケース径を38mmから39mmに拡大し、ミドルケースに施された特徴的なコインエッジやポリッシュ仕上げされたベゼルなどの装飾効果を取り入れた。また、レマニア1350をベースとしたブレゲ自社製自動巻きムーブメント、Cal.582が搭載され、過去のモデルのような手巻きムーブメントではなく、フライバックモジュールが搭載された。フライバック機能と逆回転防止ベゼルはオリジナルを踏襲し(初期モデルでは逆回転防止ベゼルが採用された個体も報告されている)、視認性に優れたブラックマットダイヤルに白文字表記が採用された。このリファレンスの初期のモデルは、トリチウム夜光とゴールドメッキのリューズが特徴であった。

ステンレススティール製モデルの成功に続き、ブレゲはすぐにイエローゴールド製でブラックダイヤル仕様のRef.3800BA、ローズゴールド製でブルーダイヤル仕様のRef.3800BRをリリース。とりわけ後者は、これまでのタイプXXシリーズのなかでも最も魅力的で華やかな配色のひとつだと私は考えている。

Breguet Type XX
ブレゲ タイプXX Ref.3800PT。Image, Christie's

Ref.3800PTもまた、この時期に発表されたあまり知られていないモデルで、このモデルが製造開始されて1年か2年後に製造された。プラチナケースにブラックダイヤル仕様のタイプXXは、合計100本の限定生産だった。

デイト表示あり、それともノンデイト?(1998年~1999年)
その3年後、ブレゲはデイト表示機能を備えたタイプXX トランスアトランティック Ref.3820を加えることでXX系の充実を図った。6時位置のインダイヤルの内側にクイックセット式のデイト窓が追加され、ベゼルにサテン仕上げが施された以外は、従来のタイプXXとほぼ同じであった。トランスアトランティックに搭載されたムーブメントは、レマニア1372をベースとしてデイト表示付きのCal.582Qにアップデートされた。

Breguet Type XX
ブレゲ タイプXX Ref.3820。 Image, Antiquorum

 私が知る限り、1995年以降の非クロノグラフのタイプXXは、1998年に発表されたモデルだけだ。タイプXX Ref.3860 レヴェイユは、生産数が非常に限られたアラームウォッチで、トランスアトランティックと同じケースを採用し、SS製とゴールド製が展開された。ブレゲのスポーツウォッチに興味をお持ちの方には、ノンクロノグラフかつノンマリーンという素晴らしい選択肢になると思う。

Breguet Type XX Reveil
SS製ブレゲ タイプXX 3860 レヴェイユ。Image, Antiquorum

 ブレゲはこの時点で、実験的フェーズに真っ先に飛び込んだ。アエロナバル Ref.3807として知られるこのモデルは、ポリッシュ仕上げのベゼルとブレスレット、光沢のあるダークブルーのコバルトダイヤル、そしてタイプXXシリーズで初めて採用されたシースルーバックを備えた、約1500本限定のシンプルで美しいSSモデルだ。

Breguet Type XX
ブレゲ タイプXX Ref.3807。 Image, Antiquorum

Breguet Type XX
ブレゲ タイプXX Ref.3820、カーボンファイバーダイヤル、チタンケース。Image, Antiquorum

Breguet Type XX
ブレゲ タイプXX Ref.3820 プラチナケース、ブルーダイヤル。Image, Antiquorum

Breguet Type XX
ブレゲ タイプXX Ref.3820 RG製ケース、ブラックダイヤル。Image, Antiquorum

 この時期に発表されたモデルとしては、ブラックのカーボンファイバーダイヤルを備えたチタンケースのトランスアトランティック Ref.3820、ブルーダイヤルを備えたプラチナケースのトランスアトランティック Ref.3820、ディープブルー、ブラック、ホワイトダイヤルを備えたイエローゴールド(BA)、ホワイトゴールド(BB)、ローズゴールド(BR)製のトランスアトランティック Ref.3820などが展開された。WGケースとホワイトダイヤルの組み合わせは、伝統的なミルスペックにインスパイアされたクロノグラフに、とりわけ意外性を与えている。

Breguet Type XX
ブレゲ タイプXX Ref.3820、RG製、ホワイトダイヤル。Image, Christie's

Breguet Type XX
ブレゲ タイプXX Ref.3820、WG製、ホワイトダイヤル。Image, Antiquorum

Breguet Type XX
ブレゲ タイプXX Ref.3820、WG製、ブルーダイヤル。

Image, Ineichen Auctioneers

 ブレゲはRef.4820も同じ2000年代初頭に発表した。こちらは直径33.5mmで、女性時計コレクターをターゲットにした小型のタイプXXトランスアトランティックだ。あまり知られていないRef.4821は、マザー オブ パール(MOP)ダイヤルとダイヤモンドがセッティングされたベゼルを備えたタイプXXである。

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